第254回 大日山 (333.3m)・ 大山 (193.6m)
12月3日(土)-4日(日) |
太平洋の漁場から見て最も目印になるのが、旧三芳村の大日山であると言う。
この山を源頭とする平久里川支流にかかる「増間の七ツ滝」の筆頭、坊滝を眺めてから大日山に登った。大日如来が祀られている山頂からは、太平洋から東京湾まで一望でき、富士山が望むことができる。 南房総市の富浦地区は鹿児島の茂木と並んで日本を代表するビワの産地である。 この富浦の南方にあるのが大房岬(だいぶさみさき)で、東京湾に突き出した浸食崖の半島で、南房国定公園に指定されている。自然を生かした公園や遊歩道が整備され、ビジターセンター、キャンプ場、展望台、駐車場やロイヤルホテルもある。展望塔に登れば360度の展望を満喫できる。
大山は「房の大山」とか〔坂田の大山」とも呼ばれる。かつて東京湾を望む山々山には首都防衛のため、砲台が設置されていた。見物の山には洲崎第一砲台、洲崎の山には崎第二砲台があった。一等三角点の大山には見晴台跡が残っているが、見つけるのは難しいとのこと。大山の山頂からの眺めはすばらしく、眼下に東京湾を見下ろし、丹沢山塊、南アルプス、富士山が見え、伊豆諸島のいくつかの島々も望むことができる。
12月3日(土)
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