2015年11月〜12月

第239回      大小アルプス
12月5日(土)
   大小アルプスは大小山(313.6m)から大坊山(285.4m)へ縦走するコース。露岩の尾根歩きや5つのピークのアップダウンがあるので低山ながら中々てごわい。 
   大小山の登山口にある阿夫利神社は、かつて大天狗・小天狗の棲む霊場として多くの信徒を集めていた。山腹にある〔大」「小」の文字は大天狗、小天狗からとったもので、これが山名の由来である。無病息災を祈る周辺住民により安政2年(1855)に掲げられたが、太平洋戦争時に軍の命令で降ろされ戦後木製で再現したが朽ち果てていた。平成7年10月に町のシンボルとして総ステンレス製にし、地元住民や中学生のボランティアにより復元したとのことである。
   山名標識が紛らわしい。最高点は地形図では大小山になっているが、金属製の山名柱は妙義山となっている。日本山名事典では最高点は妙義山で南にある282mのピークが鷹巣山となっている。このピークの標識は大小山で案内書によっては天狗の頭となっている。       


7時33分 東武浅草駅 → 9時34分 足利市駅 / マイクロバス → 阿夫利神社P … 30分 見晴台 … 20分 大小山(妙義山) … 60分 越床峠 … 50分 大坊山… 15分 大山祗神社 … 25分 足利鹿島園温泉(入浴・食事) /マイクロバス → 足利市駅 → 東武浅草 
↑ 男坂を登る ↑ 大小山 妙義山
                    歩行時間 : 3時間20分                        標高差 : 280m

                     リーダー  : 椎橋 稔、                         参加者: 12名

               

第238回      大源太山 (1,598m) 、七ツ小屋山 (1,674.7m)
11月6日(金)〜8日(日)
   大源太山は上越国境線から外れて越後側にそそり立つ岩峰であるが、谷川連峰の中では標高も低く湯沢の町からも認識しにくい山である。しかし登山口の旭原や蓬峠付近、巻機山の井戸尾根からは「上越のマッターホルン」と呼ばれるにふさわしい山容で、ワンダラーなら一度は立ってみたい山頂であろう。
   大源太山の山頂は狭いが、正に360度の大展望である。間近には七ツ小屋山(1,675m)がせまり、その右には朝日岳、笠ヶ岳、左には谷川連峰が連なっている。足下には湯沢の街並みやスキー場が見え、その奥には苗場山から白砂山が確認できる。北側は巻機山の右に越後三山から平ヶ岳、至仏山が見渡せる。
   10月18日に下見して分かったのは、途中通過するシシゴヤの頭(1,473m)の展望もすばらしいし、大源太山より77m高い七ッ小屋山からの展望の方がすばらしかった。      


11月6日(金)
6時30分 新宿西口発 → 関越道  88k → 上里SA → 関越道 92k → 湯沢 12k → 旭原登山口P  10時40分 … 30分 分岐 … 170分 シシゴヤの頭 … 60分 蓬峠分岐 … 10分  15時10分  蓬ヒュッテ着 宿泊
↓  大源太山 ↑ シシゴヤの頭 (,472.6m) ↑ 大源太山
                          歩行時間 : 4時間30分                 標高差 : 810m

11月7日(土)
7時6分 蓬ヒュッテ出発 … 70分 8時24分 七ッ小屋山 … 60分  10時  大源太山 … 110分  分岐 … 20分  13時49分 旭原登山口P → 37k  15時52分  雲天着 宿泊 
↑ 七ツ小屋山   ↓ 大源太山
                         歩行時間 : 4時間20分                     標高差 : +320m  -1,2650m      
 
11月8日(日)
9時27分  雲天出発 → 10時  トミオカホワイト美術館 → 東京

                          リーダー  : 椎橋 稔、                        参加者: 9名