2015年4月〜6月

第233回      甘利山 (1731m) ・ 千頭星山(2138.5m) 
6月18日(木)
   15万株といわれるレンゲツツジの大群落地として知られる甘利山とその西に連なる千頭山星山は南アルプス北東部の鳳凰三山から派生した尾根上に位置する。レンゲツツジの見頃例年6月中旬から下旬であるが、その年の気象条件によって左右される。
   甘利山の頂上はレンゲツツジの群落の中にあり、富士山をはじめ甲府盆地をめぐる山々の眺めがすばらしい。西には長く平坦な千頭星山も望める。   千頭星山の山頂は針葉樹の原生林に包まれ展望には恵まれないが、深山の雰囲気が漂っいる。山頂の手前には広い笹原にモミやカラマツの林を適度に配し、その光景はまるで一幅の絵を見るようである。左前方に富士山、右手の樹間には鳳凰三山、振り向けば八ヶ岳連峰や茅ヶ岳が望める。

6時30分 新宿西口発 → 首都高 ・中央道  100k → 釈迦堂PA → 中央道 37k → 韮崎IC 20k → 甘利山登山口P … 30分 甘利山 … 30分 奥甘利山 … 60分 御所山分岐 … 30分 千頭星山 … 50分 奥甘利山 … 20分 甘利山 … 20分 甘利山登山口P → ゆ〜ぷるにらさき<入浴> → 中央道 <食事/ 双葉SA・談合坂SA(二手に分かれて)> → 19時 談合坂SA 解散

                         歩行時間 : 4時間                             標高差 : 495m        
                          リーダー  : 椎橋 稔、                        参加者: 11名

                   

第232回      高柴山 (844.4m) ・ 大滝根山(1192.5m) 
5月30日(土)〜31日(日)
   高柴山は阿武隈山地中部に位置し、山頂一帯は約2万株と言われるヤマツツジに覆われている。5月下旬から6月上旬の開花期に訪れれば、山頂を朱色に染めあげるヤマツツジの美しさに圧倒される。また、坂上田村麻呂や源義家伝説が残された山でもある。中央にある展望台に登れば360度の眺望がすばらしい。大滝根山、矢大臣山、蓬田岳、日影山、鎌倉岳、などの、阿武隈の山々や安達太良、那須連峰などが望まれる。
    阿武隈山地の最高峰である大滝根山は他の阿武隈の山が花崗岩であるのに対して石灰岩の山である。登山口の仙台平はカルスト台地で、周辺には東北随一の規模を誇る鐘乳洞の「あぶくま洞」がある。山頂には峯霊神社が祀られているものの、自衛隊のレーダー基地があって三角点は踏めない。従って山頂からの眺めは阿武隈の山々が遠望できる程度であるが、途中で見られるシロヤシオ、ムラサキヤシオ、ハクサンシャクナゲ、ドウダンツジなどの花が見事である。      


5月30日(土)
6時30分 新宿西口発 → 首都高 ・常磐道  46k → 守谷SA → 156k  いわきJCT  → 磐越道 35k  → 小野IC  → 11時15分 健康ランド跡 … 12時15分 賽の河原 … 25分、12時50分  御沢子育地蔵尊 … 30分、13時25分 大滝根山 … 仙台平登山口P … 健康ランド跡 → 星の村天文台 → 星の村ふれあい館
↓ 大獄根山峯霊神社 ↑ 賽ノ河原   ↓ 大瀧根山三角点
                    歩行時間 : 50分                      標高差: 150m 

5月31日(日)
星の村ふれあい館 → あぶくま洞見学 → 浮金登山道P … 30分 高柴山 … 20分、12時20分 浮金登山口P → 食事 → 東京
あぶくま洞 ↓ 高柴山
             歩行時間 : 2時間20分                  標高差 :460m
              リーダー  : 椎橋 稔、                   参加者 : 9名  
       
                                  
                   

第231回      赤久縄山 (1,522m) ・ 西御荷鉾山(1,286m)  
4月25日(土)
   赤久縄山は、昨年5月に登った稲含山から南東に3キロの位置にある。 西上州の神流川左岸の山は1,000〜1,400m台の山が多く、1,500mを超えるのは赤久山と白髪山(1,521m)ぐらいである。山頂には一等三角点があるが、眺めは南面だけ御座山から諏訪山、両神山が見渡せ、視界が良ければ富士山も望める。
     赤久縄山だけでは物足りないので、360度の大展望が得られる西御荷鉾山に再挑戦した。平成13年4月8日の空色山の会第34回ワンデルングで深田リーダーの下、東西の御荷鉾山に登ったが、全く視界がえられなかった。       

6時30分 新宿西口発 → 関越道 86k → 本庄児玉IC → 40k 万場 → 9k 塩沢峠 → 6k 赤久縄山北コース登山口P … 20分 赤久縄山 … 10分 登山口P → 西御荷鉾山南登山口 … 30分 西御荷鉾山 … 20分 登山口P → 入浴・食事 → 東京

                         歩行時間 : 1時間20分                        標高差 : 122m+196m        
                          リーダー  : 椎橋 稔、                         参加者: 8名


                                  

第230回      石砂山 (578m)      
4月9日(木)
   石砂山は人気の高い石老山(694m)から西へ2.5Kの位置にある山で、普段は静かな山行を楽しめる。だが四月の上旬だけギフチョウ(神奈川県の天然記念物指定)目あての昆虫愛好家やカメラマンでごった返す。山頂からの展望も大したものでなく、南側が開けて石老山、大山、焼山などが望まれる。
  ギフチョウは日本の本州にだけ生息する固有種である。夏・秋・冬の長い期間を蛹で過ごし、サクラの花が咲く頃やっと眠りから覚めて蝶の姿になる。キアゲハをふた回り小さくしたような可憐な姿をしており「春の女神」と呼ばれる。オスは好天時の午前中に活発に飛ぶので出来るだけ早く山頂に着きたい。オス・メスともカタクリ・スミレ類・サクラ類などの花を訪れ吸蜜する。    年
  山行は素早く済ませ、津久井湖の城山公園で「お花見の宴」をおこなった。

7時47分  JR高尾駅発 → 8時02分 藤野駅着出発 ・ タクシー → 篠原… 60分 石砂山 … 60分 西野々 ・ バス → 三ヶ木 ・ バス → 津久井展望台(城山公園)… バス → 橋本駅解散  
                   
                     リーダー : 椎橋 稔、               参加者 : 7名