20149月〜12月

第225回     美ヶ原 ・ 椎橋稔会長週末登山連続1000回記念
12月20日(土)〜21日(日)
  美ヶ原は霧ヶ峰とともに日本を代表する高原です。頂上部の起伏が少なくて1,800〜2,000mの標高差に東西4km南北8kmの広さで草原が広がっている。100万〜80万年の昔に噴火形成された楯状火山で、粘度の低い溶岩が流れ出した結果、平坦なテーブル状の基盤になったとのこと。 最高地点は王ヶ頭(2,034m)であるが、展望の点では王ヶ鼻(2,008m)の方がすばらしい。眼下の松本平野の向こうに北アルプスの槍・穂高連峰から白馬岳にいたる大屏風の連なりが一望できる。また乗鞍岳や御岳山、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、富士山・・・日本の高山のほとんどを見ることができる。23年2月にも山の会で行きましたが、今回は展望の良い部屋で部屋の中からでも朝夕のモルゲンロートを楽しめた。

12月20日(土)
8時  新宿駅 スーパーあずさ5号 → 10時38分 松本駅着 昼食 → 12時 バス → 13時10分 <王ヶ頭ホテル> 温泉・懇談 −大宴会

12月21日(日)
美しの塔へ出発 (9時 徒歩組 / 10時30分 雪上車組) → 10時40分 美しの塔着 → 11時 出発 → 11時10分 ホテル着  昼食 → 13時30分 ホテル発 → 14時45分 松本着 … 15時47分 あずさ26号 → 18時36分 新宿駅着


                  リーダー : 椎橋 稔               参加者 : 20人   

          
 

第224回     鬼ヶ岳(1,738)
11月15日(土)
   鬼ヶ岳は西湖の北側にあり、御坂山地では黒岳(1,793m)に次いで高い山で、雪頭ヶ岳と共に双耳峰をなしている。雪頭ヶ岳の山頂は草原で富士山の大展望が得られる。 鬼ヶ岳の頂上からの眺めも良く、富士山はもとより、南アルプスと甲府盆地を巡る山々が一望できる。

6時30分 新宿駅西口 → 32k 首都高 ・中央道 → 石川PA → 69k 河口湖IC → 15k 根場P … 20分 堰堤 … 85分 ブナ原生林の標識 → 50分  11時45分  雪頭ヶ岳(昼食) … 20分 鬼ヶ岳 … 60分 鍵掛峠 … 65分 根場P → <いずみの湯>・食事 → 新宿
↑いずみ湯より雪頭ヶ岳
             歩行時間 : 5時間       歩行距離: 7km             標高差 : 820m

       リーダー : 椎橋 稔               参加者 : 8人   


                        

第223回     雨 飾 山 (1,963m、日本百名山  
10月10日(金)〜12日(日)
   雨飾山は新潟県糸魚川市と長野県北安曇郡小谷村の境にそびえ、妙高火山群(頸城山塊)の西端に位置している双耳峰の山である。
   南峰には1,963mの標柱と三角点、山神の石柱・石の祠があり、北峰には四体の石仏と祠がある。南峰、北峰とも360度の展望が得られる。北に海谷山塊、東に焼山、火打山、南に高妻山、大渚山、西には白馬岳から朝日岳と続き栂海新道となり、北アルプスの北端が日本海に落ち込んでいる景観が見られる。
    元禄時代の文書には越後側が「両飾山」信州側では「両粧山」と書いてあり、どちらも「ふたつかざり」である。その後双方とも「雨飾山」となったが、「ふたつかざり」とは双耳峰のことなのか、「両」と書くつもりが「雨」と誤ったのかは、はっきりしない。しかし「あまかざり」といううつくしい語感には山麓の農民たちの雨乞いの想いが込められている。


10月10日(金)
6時30分  新宿駅西口 → 132k 首都高 ・中央道 → 迦堂PA → 122k 安曇野IC → 親海湿原 → 雨飾高原キャンプ場(1,155m)

10月11日(土)
登山口 … 110分 荒管沢 … 90分  9時20分 笹平 … 25分  10時 雨飾山 … 70分 荒管沢 … 95分 登山口 / キャンプ場 → 熱泉荘 <宿泊>
↓ 南峰から北峰を望む ↓ 北峰 ↑雨飾山頂上  ↓ 渋滞中

10月12日(日)
熱泉荘 → 安曇野IC → 鏡池など散策 → 東京


       リーダー : 椎橋 稔               参加者 : 6人 


                        

第222回     西 穂 高 岳 (2,909m)  
9月13日(土)〜14日(日)
   西穂高岳は穂高連峰の西端にある岩峰である。奥穂高岳(3,190m)、北穂高岳(3,106m)、前穂高岳(3,090m)に対し、残念ながら3,000mに届かず2,909mである。しかし山頂からの展望はまさに360度の大パノラマである。正面右手から前穂高岳、吊尾根を挟んで奥穂高岳、涸沢岳と続き、その奥には槍ヶ岳も望める。さらに蒲田川越しに笠ヶ岳。振り返れば焼岳、そして上高地越しに霞沢岳がのぞめる。いつまで見ても見飽きない。西穂独標(2,701m)から西穂高岳まで12ぐらいのピークが連なり、鎖場も多い。登山者の大半は独標で引き返す。独標からの眺めもすばらしい。                    

9月13日(土)
6時30分  新宿駅西口 → 132k 首都高 ・中央道 → 釈迦堂PA → 115k 中央道・長野道 → 松本IC → 64k 13時40分 鍋平P → 10分 しらかば平駅  ― 7分 西穂高口(2,156m)… 90分  14時50分 西穂山荘(2,385m) 宿泊
↑ 鍋平P ↓ テントを張れない人は小屋伯 ↑ 渋滞中
              歩行時間 : 1時間40分                標高差 : 230

9月14日(日)
5時 朝食  5時30分 西穂山荘出発 … 90分 西穂独標(2,701m)… 90分 9時15分 西穂高岳 … 130分 西穂山荘 … 60分 西穂高口 − 7分 しらかば平駅 … 5分 鍋平P → 入浴・食事 → 大渋滞 → 東京 
↑ 西穂丸山  ↑ 独標直下 
↑ 西穂独標 ↑ 西穂直下(渋滞) ↑ 奥穂高岳     ↓ ピラミッドピ-ク
            歩行時間 : 6時間15分                標高差 : 524m

       リーダー : 椎橋 稔               参加者 : 11人(Aコース 8人)