20141月〜3月

第215回      三 峰 山  (605m)  栃木百名山
3月29日(土)
   三峰山は栃木市星野町と鹿沼市粟野町との境にある低山であるが、一応栃木百名山にはいっている。駐車させてもらう御嶽山神社は、812年に空海上人が開山したと伝えられる。三峰山は御嶽山信仰の山で、今もお参りする人が多い。 
   最高峰を三峰山とよんでいるが、三峰山は御嶽山、剣ヶ峰、権現山などの山全体の総称でもある。三峰山の山頂から石灰岩の採掘場の先に上越国境の山々が望めるが、展望としては奥の院の方がよい。日光の山々を中心に大眺望が得られる。
   登山道のほとんどが修行の道であり険しいところが多い。そのうえ以外とアップダウンが激しくそれなりの覚悟で臨んで欲しい。(会長曰く)


6時30分 新宿西口発 → 首都高・東北道  68k → 羽生PA → 東北道 32k → 栃木IC → 15k 御岳山神社P … 20分 清滝不動 … 30分 御獄大神御岩戸 … 40分 奥の院 … 40分  権現山 30分 三峰山 … 30分 浅間神社 … 30分 御岳山神社P → 食事 → 東京
                 歩行時間 : 3時間40分                   標高差 : 460m   
                  リーダー  : 椎橋 稔、                    参加者 :  5名

                   

第214回      浜 石 岳  (707m)  
2月22日(土)
   今回のワンデルングは頂上直下まで車で行くはずだったのが、タクシーは行かず大誤算だった。当初の予定では、山登りでなく山下りのはずであった。東海道自然歩道のハイキングコースなのでよく整備されており、実に歩きやすかった。芝草の広がる浜石岳の山頂からは、まさに360度の大展望が得られ、富士山はもとより甲斐駒ケ岳まで眺められ感激した。眼下には駿河湾が広がり伊豆半島の眺めがすばらしかった。薩た峠(さつた峠)は安藤広重の「東海道五十三次」の浮世絵にも描かれた名勝である。昔から変わらぬ富士山の姿と、東名高速道路やJR東海道線など近代的な風景が融合しているのがおもしろかった。由比駅まで3.5kあるが、みかん畑あり、展望地あり、又、下っていくと宿場町の趣が色濃く残っている所ありで歩く価値十分であった。        

7時01分 東京駅発 → 由比駅 … 浜石岳 … 30分 但沼分岐 … 30分 立花池 … 90分 薩た峠 … 60分 由比 食事 <銀太寿司> … 由比駅 → 東京

            ↑ 立花池                       ↓ 薩た ↑ 伊豆半島を望み中
                         歩行時間 : 3時間30分+?                   累計標高差 : 下り 700m        
                         リーダー  : 椎橋 稔、                            参加者: 6名


                                  

第213回      金剛山(419.8m)・峰山(423m)・八坂山(420m)・日蓮山(384m)・宝山(374.2m)      
1月25日(土)
   新年山行にふさわしく金剛山から宝山へ縦走した。アップダウンも少なく、気持のよい日溜まりハイクになった。昨年12月の山が房州アルプスならば、私はこのコースを藤野アルプスと名付けたい。最初に登る金剛山の山頂にはこじんまりとしているが、古峰神社が祀られていた。和葛城の金剛山の分身を古峰に祀ったことから金剛山とか古峰神社と呼ばれ、江戸時代以降は関東各地に古峰講が組織され石塔や祠が建てられたとのことである。次の峰山と八坂山は立ち木を払ったのですこぶる展望がよい。南側から眺める丹沢の大室山、加入道山、道志の赤鞍ヶ岳、秋山二十六夜山、矢平山、高柄山と続き、西から北には滝子山、扇山、権現山、三頭山、生藤山、陣馬山が望める。視界がよければ富士山、農鳥岳、甲武信岳、雲取山も見える。展望もない日連山と宝山を過ぎると急な下りがありトラバースして車道に出る。案内書には割烹「山咲」と書いてあったが、下見した時に見たら居酒屋の提燈がかかていた。これは黙って通り過ぎるわけにはいかなかった。 

9時48分  JR高尾駅発 → 10時02分 藤野駅着出発 … 25分 金剛山登山口 … 30分 金剛山 … 10分 峰山 … 往復5分 八坂山 … 20分 杉峠 … 15分  日連山 … 10分 室山 … 35分 食事 <山咲> →マイクロバス →  藤野駅 → 高尾駅解散  
               歩行時間: 2時間30分            標高差: 230m
                リーダー : 椎橋 稔、               参加者 : 9名
      

                                  

第212回      柴又七福神      
1月4日(土)
  今年の七福神巡りは寅さんのふるさとの門前町を歩く柴又七福神でした。京成高砂駅に近観蔵寺から出発したが、この寺だけが離れた場所にあり、残りの6か寺は柴又街道沿いに点在する。「柴又帝釈天」の名で知られ参拝者で賑わう題経寺の他は地味で静かな寺である。題経寺は日蓮宗、万福寺は曹洞宗で、他の5か寺は真言宗豊山派である。4番目の万福寺から「矢切りの渡し」に向かう途中にある山本亭に立ち寄った。大正ロマン漂う和洋折衷の建物は東京都選定の歴史的建造物になっている。また典型的な書院庭園は、漂う和洋折衷の建物は東京都選定の歴史的建造物になっている。典型的な書院庭園は、アメリカの日本庭園ランキングで4年連続第3位に選ばれている。柴又帝釈天「題経寺」は彫刻の寺として有名で、名人「坂田留吉」棟梁の手によって造られものである。また回遊式庭園の邃渓園も名園として名高い。柴又といえば鰻や鯉の川魚料理の名店が目白押しであり、川甚は夏目漱石、谷崎潤一郎、松本清張などの小説に登場する老舗である。柴又名物の草だんごの老舗、高木屋老舗、とらや、亀屋本舗などをのぞきながら、柴又散策も楽しんだ。   

9時30分 京成高砂駅出発  観蔵寺(寿老人)  医王寺(恵比寿天)… 宝生院(大黒天) … 良観寺(宝袋尊) …山本亭 … 矢切の渡し … 眞勝院(弁財天) … 万福寺(福禄寿)… 帝釈天参道散策 … 題経寺(毘沙門天) … 13時  昼食<川甚> … 柴又界隈散策 …柴又駅解散
               
観 蔵 寺 (寿老人) 医 王 寺 (恵比寿天)
宝 生 院 (大黒天) 良 観 寺 (宝袋尊) 山本亭 庭を観賞
眞 勝 院 (弁財天) 万 福 寺 (福禄寿) 帝釈天参道
題 経 寺 (毘沙門天)  川 甚 ヨ! お疲れさん!」(寅)

                         歩行時間 :1時間30分              歩行距離: 5km      
                         リーダー  : 椎橋 稔、                            参加者 :  14名