20131月〜3月

第201回      城 峯 山  (1,038m)  
3月23日(土)
   城峯山は秩父盆地の北方に大きな風格のある姿を見せている。一等三角点のある山頂には電波塔を兼ねた立派な展望台があり、関東平野を巡る山々の大パノラマがすばらしい。主な山をあげると、両神山、御座山、八ヶ岳、浅間山、御荷鉾山、榛名山、谷川連峰、日光連山、奥秩父の山々など枚挙にいとまがない。
   平将門は939年(天慶2年)の戦乱で関東八ヶ国を支配したが、藤原秀郷、平貞盛らに下総で討伐された。ところが伝説では将門は秩父に敗走し、石間ヶ岳に砦を築いた。以来この山を城峯山と呼ぶようになったとのことである。
   山頂から南に下ると日本武尊、藤原秀郷を祀る城峯神社がある。ここの狛犬はオオカミである。神社の100m西には「将門の隠れ岩」があるが、この鎖場は長く急なので参加者の何人が登ることができたかナ? 

6時30分 新宿駅西口 → 関越道 47k → 高坂SA → 関越道 21k → 花園IC → 24k  道の駅 龍勢会館 → 12k 石間峠P 11時45分 出発… 20分  鐘掛城跡 … 15分 石間峠 12時10分 … 15分 城峯山  昼食 … 10分 城峯神社(天狗岩、将門の隠れ岩) … 15分 石間峠P → 11k  秩父華厳の滝  14時15分〜14時30分 →3k  満願の湯 →  軽食<別品屋本店> 16時〜17時 → 17時15分 高坂SP 解散

↓ 上級者・経験者のみ登頂可能 ↓ 将門の隠れ岩 ↑ 猿田彦大神
                         歩行時間 : 1時間30分                         累計標高差 : 200m        
                         リーダー  : 椎橋 稔、                           参加者: 11人


                                  

第200回      縞 枯 山  (2,403m)      
2月23日(土)
   平成17年2月19〜20日の空色山の会第87回ワンデルングでは北横岳に登り、縞枯山荘に泊まった。 翌日スノーシューでオトギリ平までを往復したが、故 柴田先輩が空色山の会に入って初めて参加したワンデルングであった。
    八ヶ岳は太平洋側の気候の影響で晴天率が高く、冬でも展望に恵まれることが多い。しかし縞枯山は、コメツガやシラビソなどの針葉樹に包まれ眺望は効かない。山名の縞枯は、帯状に世代交代をする珍しい自然現象で、縞枯山の山腹で顕著に見られる。茶臼山の山頂からは南アルプス、中央アルプスの絶景が見られる。

6時30分 新宿駅西口 → 首都高・中央道 129k → 双葉SA → 中央道 43k → 諏訪南IC → 28k  北八ヶ岳ロープウェィ麓駅P → ロープウェイ 7分 … 山頂駅(2,237m) … 20分 雨池峠 … 50分 縞枯山 … 50分 茶臼山(2,384m)… 40分 大石峠 … 30分 出逢の辻 … 20分 五辻 … 山頂駅 → 山麓駅P → 入浴・食事 → 東京
               歩行時間: 4時間20分            標高差: 170m
                リーダー : 椎橋 稔、               参加者 : 2名
      

                                  

第199回      丹 沢 山  (1,567m)      
1月19日(土)〜20日(日)
  東丹沢山の山名は明治以前には三境(愛甲、津久井、足柄上郡)と呼ばれていたが、明治新政府の地図作成時、三角点の名称をこの山地の総称である「丹沢」に求めた結果である。深田久弥は丹沢山を日本百名山の一つに選んだのは「個々の峰ではなく、全体としての立派さからである。」と言っている。現在では百名山の対象として、この山塊の最高峰である蛭ヶ岳(1,673m)に登る人の方が多い。 
  丹沢山塊は600年前、フィリピンプレートにのった南海の海底火山がユーラシアプレートの下に潜り損ねて衝突し、付着したものと考えられている。それから500万年たって伊豆半島が追突して現在の姿になったという。丹沢山塊付近は三つのプレートが重なった世界でも唯一の場所であると言われている。
    帰路に予定している「丹沢三つ峰」は東峰(本間の頭)中峰(円山木の頭)西峰(太礼の頭)を指すがこの他にも瀬戸沢の頭や無名の頭などがあり、アップダウンが激しく体力を消耗する。10年前まではブナやモミなどの大木も多く深山の趣があったが、シカの食害を防ぐネットなどが巻かれ興ざめである。
  今回のワンデルングは、私の週末登山連続900回となり豪華宴会にしたいところだったが、何分山頂の山小屋なので、それなりに豪華に、ただ高価なお酒はたっぷり用意されました


1月19日(土)
7時 新宿駅西口 → 首都高・東名 48k → 厚木IC → 31k  塩水橋P  9時50分/10時 …  40分 本谷橋  10時40分/10時50分 … 30分 天王寺峠(705m)  11時20分/11時25分 … 45分  昼食 12時10分/12時30分 … 35分 R (1060m) 13時05分/13時10分 … 40分 R (1200m) 13時50分/14時 … 60分 笹平分岐(1310m) 15時/15時10分 … 65分   16時15分 丹沢山 みやま荘着
               歩行時間: 5時間15分 

日 記:  塩水橋からの歩き始めから雪の上で、スパッツ・懐炉の寒さ対策は十分。 この天王寺尾根コースあまり入山者は多くないが、トレースはありアイゼン・スノーシューは不要。所々膝上の雪があり、けっこうなアルバイトで時間を食う。
大山・富士山がきれい、相模湾の向こうに房総半島もくっきり。
夜は空色200回と椎橋会長週末連続900回を祝し、キムチチゲ等で盛大に宴会。しかし8時半にはキッチリ消灯。(ショートカット)

1月20日(日)
8時 みやま山荘出発 … 45分 笹平分岐 8時45分/8時50分 … 100分 天王寺峠 10時30分/10時35分 … 20分 本谷橋 10時55分  … 30分 塩水橋P  11時25分  → 東京  
                歩行時間: 3時間15分

日 記: 
朝日と輝く富士山をじっくり堪能。のんびりと出発。予定の丹沢三つ峰は深雪で断念し、登山路を戻る。女性二人連れが同行し、途中バス停まで車で送る。温泉で汗を流し、夕方から横浜の会長邸で打ち上げ。(ショートカット)


                リーダー  : 椎橋 稔、               参加者 : 3名              記録・ショートカット
      

                               

第198回     元祖山手七福神      
1月5日(土)
   元祖山手七福神は谷中七福神と並んで古い歴史があり、江戸庶民に親しまれた七福神である。江戸時代、目黒から白金一帯は江戸城の裏鬼門に当たり、多くの寺が建てられた。 
  今回のコースで特記すべきは目黒不動の名で親しまれる瀧泉寺で、開基は今から1,100年以上前の平安時代まで遡る。徳川家光の信仰も篤く、53棟にも及ぶ大伽藍が復興され、そのきらびやかさから「目黒御殿」と称されるほどであった。江戸城の守護、江戸城五方の方難除け、さらに江戸から発する五街道の守護にも当てられていた。千葉の成田不動尊、熊本の木原不動尊と並び日本三大不動の一つに挙げられている。広い境内には昔から枯れることなくみなぎる独鈷の瀧もある。国立科学博物館所属自然教育園は武蔵野の自然を色濃く残しているので、全域が天然記念物に指定されている。(65歳以上は無料になるので証明するものを持参してください。)
   「林試の森公園」は旧林野庁林業試験場の跡地を整備して造られた公園であり、東西700m南北250m12万uにもなる広大な園内にはケヤキ、クスノキシラカシなどの大木も多く見られ外国産の樹木や日本でも珍しい樹木もある。

10時 白金高輪駅出発 … 10分 覚林寺(毘沙門天) … 10分 端聖寺(布袋尊) … 10分 妙圓寺(福禄寿・寿老人)… 5分 武蔵野植物園 … 15分 大円寺(大黒天) … 10分 蟠龍寺(弁財天) … 5分 瀧泉寺(恵比寿神)… 5分 林試の森公園 … 20分 目黒駅  15時 新年会 <目黒さんまセンター>
白金高輪駅出発 覚林寺(毘沙門天)
端聖寺(布袋尊)
妙圓寺(福禄寿・寿老人) 武蔵野植物園自然教育園
大円寺(大黒天) 蟠龍寺(弁財天) 瀧泉寺(恵比寿神)
林試の森公園 新年会<目黒さんまセンター>

                         歩行時間 :5時間(見物・散策を入れて)        
                         リーダー  : 椎橋 稔、                           参加者: 16人