20125月〜7月
第191回     姫神山 (1,124m・日本200名山)、八幡平(1,613m・日本100名山)、早池峰山(日本100名山)      
7月14日(土)〜16日(月)
     姫神山は古い地層を誇る北上山地の西の縁にある非火山性の独立峰で、整った端正な姿が特徴である。北上川をはさんで対峙する岩手山(2,038m)に標高は及ばないが、麓から見る姿の良さでは引けをとらない。
     八幡平は十和田八幡平国立公園の岩手県と秋田県の県境にあり、三角点のある八幡平をはじめ源太森・茶臼岳・焼山などを含む楯状(アスピーテ)型火山台地の総称である。一帯の山々は、ブナ・アオモリトドマツ・ダケカンバなどの樹海に覆われている。山域に点在する火口湖や湖沼、湿原周辺に咲く高山植物と雄大な山岳風景が魅力となっている。
     早池峰山(1,917m)は北上山地の最高峰で約5億年前に隆起し、蛇紋岩化した超塩基性岩類で形成されている侵食残丘である。高山植物の宝庫として全国に知られている花の名山で、ハヤチネウスユキソウ・ナンブトラノオ・ナンブイヌナズナなどの特産種や希少種も多く、標高1,300m以上の高山植物帯は特別天然記念物に指定され、国定公園となっている。
 生憎の天気で、早池峰山は2合目で断念、リベンジを期待!
 
7月14日(土)
6時56分 東京駅発 はやて13号 → 9時22分 盛岡駅着 → 市内経由 → 32k 一本杉登山口P  11時30分〜12時昼食 … 30分 五合目 … 60分 13時50分 姫神山頂上 … 15時30分 一本杉登山口P → 好摩駅経由 → <八幡平ハイツ>着 






                   歩行時間 : 2時間30分                 標高差 : 619m

7月15日(日)
八幡平ハイツ出発 → 24k 八幡平頂上P … 30分 八幡平 … 30分 源太森 … 40分 八幡平頂上P → 2k 藤七温泉 <入浴・食事> → 28k 松尾八幡平IC → 東北道 53k → 花巻IC → 18k  ワインハウスホテル<ステイヒル>着 宿泊
                   歩行時間 :1時間40分                 標高差 : 100m

7月16日(月) 
ステイヒル発 → 19k 岳 ・ シャトルバス → 25分 小田越 … 2合目 … 小田越  シャトルバス  → 22分 岳 → 入浴・昼食 → 60k 15時30分 盛岡駅 ・・・ 16時 食事 <ぴょんぴょん舎> … 駅中散策 … 18時41分 盛岡駅発 はやて38号 → 21時08分 東京駅着   


                
                    

                            

第190回      男体山 (2,486m)、奥鬼怒川山荘      
6月1日(金)〜3日(日)
   男体山は栃木県の北西にあって日光連山の中央に位置している。関東平野から望む冠雪の男体山はまさに霊峰である。
コニーデ状にそびえる姿は神々しく信仰の山にふさわしい。
   男体山は古くは補陀落山(ふだらくさん)と称したが、日光開山の祖、勝道上人が延暦元(792)年に初登頂し、二荒山神社が祀られたことから二荒山と呼ばれた。その
後、現在の男体山に改名された。
   男体山は独立峰のため360度の展望が得られる。栃木県、群馬県、福島県、新潟県などの山々がながめられ、視界がよければ富士山も望める。
  半月山(1,753m)は第2駐車場から簡単に登れるが、三等三角点があるだけで眺望はない。10分ほど先にある展望台からの眺めはすばらしい。男体山を正面に、中禅寺湖、八丁出島、湖面に浮かぶ上野島などが見え、超一級の美観である。


6月1日(金)
6時30分 新宿駅西口 → 首都高・東北道 90k → 8時 佐野SA → 東北道 45k → 宇都宮IC → 日光・宇都宮道路 29k → 清滝IC  13k → 中禅寺湖 第2駐車場P …  20分 半月山 … 10分 展望台 … 20分 第2駐車場P → 戦場ヶ原山荘着 <宿泊>

6月2日(土)
Aコース     戦場ヶ原山荘出発 → 志津峠P … 150分 男体山 … 100分 志津峠P
                    歩行時間 : 4時間20分                 標高差 : 700m

Bコース     戦場ヶ原山荘出発 → 中禅寺湖周辺散策 → 志津峠P

志津峠P → 明大新道入口P … 50分 明大奥鬼怒山荘到着 <宿泊>

6月3日(日)
奥鬼怒山荘にてワーク… 明大新道入口P → <入浴・食事> → 東京

                リーダー  : Aコース・椎橋 稔、                 Bコース・ 前田芳弘
               参加者: Aコース   6人、  Bコース 3人  

 
                                 

第189回      和名倉山 (2,036m)     日本200名山  
5月12日(土)〜13日(日)
 
   和名倉山は金峰山、甲武信ヶ岳、雲取山と続く奥秩父主脈から北へ奥深く入り込んだ山である。純然たる埼玉県内の独立峰で、鈍重膨大な山容は埼玉第1の名山であると言われている。
   埼玉県(秩父)側の呼び名は「和名倉山」で、和名倉沢を突き上げた山からきている。山梨県(甲州)側の呼び名は「白石山」で山頂付近にある露岩の白石からきている。途中にある道標は「白石山」で、山頂の標識は和名倉山、国土地理院の地形図では白石山になっている。山単体としてはほとんど埼玉県が占めているのに、登山ルートは山梨県の三ノ瀬から入るのがほとんどとなっているのでややこしい。
   5時間近くかけて辿り着いた山頂は、二等三角点があるだけで展望絶無であるが、途中にはすばらしい所が随所にある。初日に登る西御殿岩からは南北に大展望が得られる。北側には和名倉山、両神山などの埼玉の山々、南側には富士山を中心にした山梨の山々が眺められる。              
  
5月12日(土)
6時30分 新宿駅西口 → 首都高 64k → 7時45分 談合坂 → 中央道 35k → 勝沼IC → 41k 三ノ瀬 … 40分 牛王院下 … 60分 牛王院平 … 50分 西御殿岩(2,075m) …  45分 将監小屋 宿泊

         歩行時間 : 3時間15分                 標高差 : 800m

5月13日(日)
将監小屋 … 30分 山ノ神土 … 110分 東仙波(2,003m) … 120分 二ノ瀬分岐 … 25分 和名倉山 … 100分 東仙波 … 80分 山ノ神土 … 90分 三ノ瀬 → <入浴/食事> → 東京


        リーダー  : Aコース・椎橋 稔、  
       参加者: Aコース   5人、  Bコース 4人