20121月〜4月
第188回      富士見山 
4月19日(木)
   アヤメで有名な櫛形山の南に源氏山があり、この山稜は十谷峠でくびれた後、御殿山と富士見山を連ねて野呂川の下流の早川に落ちている。甲府盆地から仰ぐとこの三つの塊が行儀よく並んで見え、登山欲をそそられる。
   富士山が見えるのが当たり前の甲州の山で”富士見”を名乗るのは珍しい。富士見山奥ノ院峰(1,630m)より毛無山塊の上に富士山は見えるが、わざわざ名乗るほど富士山の眺望に優れた山とは思わない。それより南アルプスの展望がすばらしい。白根三山から塩見岳、悪沢岳、赤石岳、笊ヶ岳などが望まれる。 三角点は200分程歩いた先のピーク(1,639.5m)にあるが、眺望はない。「山梨百名山」の標柱は、律儀にもここに立っている。                


6時30分 新宿西口出発 → 中央道 54k → 談合坂 → 中央道 50k → 甲府南IC → 25k 切石 → 5k 平須登山口 … 160分 富士見山 … 110分 平須登山口 → <入浴/食事>  → 東京

        歩行時間 : 4時間30分                 標高差 : 890m  
        リーダー  : 椎橋 稔                      参加者: 8人         

                 
                                       


第187回      日ノ出山 (902m) 
4月7日(土)
 
  今回のコースは平井川流域の山々を時計回りに歩くが、日ノ出山以外はマイナーな山である。私にとってはトレーニングとピーク稼ぎの貴重なコースである。平井川は日ノ出山を源にして、北大久野川を合わせ、羽村草花丘陵の南端を経て多摩川に注いでいる。 このコースでは最高峰の山でもある日ノ出山からの展望が一番よい。眼前に大岳山、御岳山が見え、その右手遠くに鷹ノ巣山、本仁田山、川苔山、武甲山などの山々、視界がよければ東京スカイツリーや新宿などの超高層のビルが臨まれる。(会長の一言)。                      
  
Aコース
6時58分 立川駅五日市線出発 →7時11分 拝島 → 7時34分 武蔵五日市駅 … 90分 深沢山(440m) … 50分 真藤の峰(543m)… 20分 梵天山(607m)… 15分 白石山(632m)… 10分 タルクボノ頭(680m)… 45分 麻生山(794m)… 50分 日ノ出山 … 20分 竜の髭(768m)… 20分 高峰(755m)… 35分 三宝山(647m)… 45分 17時 つるつる温泉
         歩行時間 : 6時間40分                 標高差 : 350m

Bコース
11時21分 新宿駅発 → 12時07分 拝島駅 → 12時25分 武蔵五日市駅 … <昼食/ 初後亭> … 13時35分 バス → 13時51分 白岩の滝停留所 … 25分 白岩の滝 … 15時50分 つるつる温泉

A・Bコース合流 <つるつる温泉/入浴/食事> … 19時10分 つるつる温泉発 → 武蔵五日市駅 →東京


        リーダー  : Aコース・椎橋 稔、   Bコース・前田芳弘 
       参加者: 11人  


             
第186回      蔵王山 /  地蔵山(1,736m) ・ 熊野岳(1,841m)      日本百名山
3月17日(土)〜18日(日)
   蔵王山という特定のピークはない。雁戸山などの「北蔵王」、屏風山、不忘山などの「南蔵王」、そして連峰の最高峰である熊野岳とお釜を擁する「中央蔵王」に分けられる。ふつう蔵王山というとこの山域を指す。
   蔵王山神社が鎮座する熊野岳の山頂ではさえぎるものがない。北方には雁戸山や船形山、はるか遠くには鳥海山、北西には月山、西方に朝日連峰、南西に飯豊連峰、吾妻連峰、南に刈田岳と南蔵王の山々、安達太良連峰など東北の主要な山が見える。しかし山頂はだだっ広いので、1ヶ所からすべての山を展望することはできない。
    蔵王山頂駅より熊野岳へはスノーシューでも登れる冬山入門コースである。 蔵王の名物、モンスターが見事であるということは、風が強く、寒気も厳しいので防寒、防風対策を万全に(会長の一言)。          


3月17日(土)
6時30分 新宿西口出発 → 首都高・東北道 90k → 佐野SA → 東北道 257k → 村田JK → 山形蔵王IC → 18k 蔵王温泉 <KKKR蔵王白銀荘>

3月18日(日)
白銀荘出発 → 蔵王山麓駅 == 樹氷高原駅 == 蔵王山頂駅 … 20分 地蔵山 … 10分 ワサ小屋跡 … 25分 熊野岳 … 45分 蔵王山頂駅 == 樹氷高原駅 == 蔵王山麓駅 →
 <入浴/食事> … 16時18分 → 東京

        歩行時間 : 1時間40分                 標高差 : 180m  
        リーダー  : 椎橋 稔                      参加者: 8人          
  

                          

第185回      宝登山 (497m) ・ 長瀞アルプス
2月11日(土)
                         
   長瀞アルプスは宝登山から北東にのびる小尾根であるが、美しい雑木林が続く山稜で、この時期に歩くのが最適である。
   宝登山の山頂からは南側の眺めがよく、城峰山、両神山、四阿屋山、熊倉山、武甲山などが望まれ、眼下には秩父の町並が広がる。山頂直下には1万平米の広大な敷地に三品種(和・素心・満月)の蝋梅が約2,500株植栽されている。平年の開花時期は、1月上旬から2月中旬であるが、今年は開花が遅れているので見頃ではないかと思う。
   
山麓にある宝登山神社は1900年の歴史があり、秩父三社(秩父神社・三峯神社)の一つになっている。平成22年に大改修され、彫刻の彩色が見事である。         
  
6時50分 西武池袋駅集合 7時05分 出発 → 9時15分 長瀞駅着 … 20分 御岳山登山口 … 30分 御岳山(342m) … 30分 野上峠 …30分 宝登山北登山口 …20分 宝登山 … 50分 宝登山神社 … 15分 長瀞駅 … <長瀞グリーンホテル/入浴/食事> … 16時18分 長瀞駅発 → 18時28分 池袋着

        歩行時間 : 3時間                   標高差 : 350m  
        リーダー  : A・椎橋 稔、     B・前田芳弘               参加者: 17人               

         
                              

184回      谷中七福神詣
1月14日(日)
   谷中七福神は東京の下町と上野の山を散策するコースである。
   都内で最も古い歴史を持ち、その起源は江戸中期までさかのぼる。昔ながらの風情が今も健在する谷中、根津、千駄木は通称「谷根千」と呼ばれ、神社や寺、資料館やアートギャラリー、商店街で賑い、見どころが多い。
   晴れた日には今でも富士山が見える「富士坂」を登り、夕焼けを望む所として有名な「夕やけだんだん」を下ると「谷中ぎんざ」にでる。元祖ニッキ飴の「後藤の飴」、 行列のできるメンチカツの「肉のすずき」、琥珀エビスの生ビールのある「越後屋本店」など60軒の店が並んでいる。さらに周辺には10円まんじゅうの「谷中福丸饅頭」、評判のよいケーキ店「パティシエ イナムラショウゾウ」、台湾発の珍しいデザートの「愛玉子」、四角いのが特徴の「菊見せんべい総本店」、あんみつで人気の「芋甚」など、おいしいものがいっぱい。       

10時  JR田端駅北口出発 … 5分 東覚寺(福禄寿) … 15分 青雲寺 (恵比寿神) … 3分 修性院(布袋尊) … 15分 長安寺(寿老人) … 5分 天王寺(毘沙門天)… 15分 寛永寺 … 10分 護国院(大黒天) … 15分 不忍池弁天堂 … 5分  13時 <伊豆榮 ・食事> 解散

           リーダー  : 鈴木元典        参加者: 15人