2011月〜12
第183回      八溝山 Yamizosann (1,022m)
11月23日(水)
 強風
   八溝山は阿武隈山地の南部にあり、茨城、栃木、福島の県境に位置している。茨城県の最高峰であり、関東百名山に選ばれている。本来は信仰の山で、山頂には日本武尊の創建と伝えられる八溝嶺神社があり、中腹には坂東21番札所の日輪寺がある。
   山名は八つの沢(溝)があることによるが、山腹のいたるところから湧水が流れ出し、「八溝五水」と呼ばれ日本名水百選にあげられている。旧参道を登って行くと、水戸光圀が命名したといわれる金性水、鉄水、龍毛水、銀性水、白毛水が順に現れる。
           

6時50分 新宿駅西口出発 → 首都高・東北道 90k → 7時35分 佐野SA → 東北道 82k → 西那須野・塩原IC → コンビニ立寄 → 道の駅 那須与一にて休憩 → 57k  10時40分 登山口P … 10時45分出発 …金性水…鉄水…龍毛水…銀性水白毛水… 12時05分〜13時 八溝山頂上  眺望堪能 ・ 昼食 … 13時25分 日輪寺 … 13時55分 登山口 → 14時30分〜15時30分 入浴・買物 <森林の温泉> → 17時20分〜18時 那珂湊魚市場散策 ・ <市場すし>食事 → 那珂IC → 常磐道 94k → 三郷 → 21時20分 新宿着  

 
           行時間: 1時間40分               標高差: 262m
           リーダー: 前田芳弘                参加人数:9人 

               

第182回      十枚山 (1,726m)
11月23日(土)
   安倍川の東側にある南北に連なる尾根を安倍東山稜という。安倍峠を基点に大光山、青笹山、真富士山、竜爪山と南下し、末端は静岡市の中心部にある浅間神社まで続く長い尾根である。十枚山はこの山稜で一番展望がよいので人気がある。山頂から見える富士山もよいが、南アルプスがすばらしい。北岳、塩見岳、赤石岳、聖岳、上河内岳、茶臼岳、光岳、、上河内岳、茶臼岳、光岳、池口岳、中ノ尾根山、大無限山などが見渡せる。三角点は下十枚山(1,732.4m)にある。 
          

6時30分 新宿駅西口出発 → 首都高・東名 67k → 足柄SA → 東名 81k → 静岡IC → 36k 中の段P… 50分 分岐 … 110分 十枚山 … 20分 下十枚峠 … 60分 分岐 …40分 中の段P → 入浴 ・ 食事 → 新宿  
          歩行時間: 5時間20分               標高差: 930m
           リーダー: 椎橋 稔                  参加人数:5人 

                             

第181回      帝釈山 (2,060m)日本二百名山 ・ 台倉高山 (2,067m)  
11月3日(木)〜5日(土)
   栃木・群馬・福島との県境を走る山地を帝釈山脈と呼んでいる。一般的には山王峠から尾瀬沼へ続く稜線を範囲としている。西から主な山を挙げると赤安山(2,051m)、黒岩山(2,163m)、孫兵衛山(2,064m)、台倉高山、帝釈山、田代山(1,926m)、枯木山(1,755m)、荒海山(1,580m)などである。最高峰は黒岩山であるが、中央に位置する帝釈山がこの山地を代表して二百名山に選ばれている。帝釈山の山頂からの眺望は抜群である。南から時計回りに見ると日光連山、武尊山、燧ケ岳、会津駒ヶ岳、那須連峰、高原山などが望める。栃木百名山に選ばれているので、昨年の秋、雨の中を台倉高山に登った。山頂からは360度の展望が得られるそうである。
  額取山
(ひたいとりやま 1,009m)は福島県の中央部に位置し、簡単に登れて大展望が得られると人気がある。地元では安積山(あさかやま)という方が通り名で道標もそうなっている。

11月3日(木)
6時30分 新宿駅西口出発 → 首都高・東北道 90k → 佐野SA → 東北道 45k → 宇都宮IC → 50k 栗山 → 30k 馬坂峠 P …馬坂峠 … 130分 台倉高山 … 110分 馬坂峠 → 15k 檜枝岐 (入浴)・<まる家> 食事 → 77k 明大針生山荘着
          歩行時間: 4時間               標高差: 290m

11月4日(金)
針生山荘発 → 80k 御霊櫃峠 … 30分 黒岩山 … 20分 大将旗山 … 50分 額取山 … 90分 御霊櫃峠 → 入浴・買い物 → 針生山荘着 BQパーティー
          歩行時間: 3時間10分               標高差: 135m

11月5日(土)
針生山荘発 →  駒止湿原散策 → 買物 ・昼食 → 東京

          リーダー: 椎橋 稔  ・ 前田芳弘        参加人数: 9人 

                              

第180回      武尊山  Hotakayama  (2,158m)  日本百名山
10月8日(土)〜10日(月)
  
   群馬県の北部にそびえる武尊山は独立峰の火山で、6山ある2,000m級のピークを馬蹄形に連ねた山である。山名は日本武尊が東征した伝説にちなんで付けられたと言われる。北アルプスの穂高岳と区別するために、登山者の間では「上州武尊」の名の方が通りがよい。
   山頂からは正に360度の展望が得られる。南側の富士山・赤城山から時計回りに見渡すと、榛名山・浅間山・草津白根山・谷川連峰・巻機山・至仏山・燧ケ岳・日光連山・皇海山など山座同定にいとまがない。
   武尊山には第77回W.(16.5.23)に挑戦したが、残雪が多く、視界も悪かったので断念した。今回は藤原口からの最短周回コースにしたが、上り下りも急勾配のところがあり中級向となっている。 特に山頂手前には鎖・ロープの箇所が5ヶ所位あり、足ばかりでなく、腕も鍛えておく必要があった。     

10月8日(土)
6時30分 新宿駅西口出発 → 関越道 90k → 上里SA → 関越道 66k → 水上IC → 裏見の滝 → ペンションオールドストリング着

10月9日(日)
ペンション → 裏見の滝P … 50分 剣ケ峰山分岐 … 60分 手小屋沢避難小屋 … 120分 武尊山 … 70分 剣ケ峰山 … 110分 剣ケ峰分岐 … 40分 裏見の滝P → ペンション着
               歩行時間: 7時間30分               標高差: 1,250m

Bコース :  藤原の里・奈良俣ダム・照葉峡など散策

10月10日(月)
ペンション → 奈良俣ダム → 天一美術館 ・食事 → 水上IC → 新宿
         リーダー: 椎橋 稔  ・ 前田芳弘        参加人数: 10人 

                                 

第179回      大滝山南峰 (2,614.5m) ・ 蝶ケ岳  (2,664.3m)  
9月17日(土)〜19日(月)
   常念山脈の南端に位置する徳本峠は、日本アルプスを世界に紹介したウェストンが1891年に上高地入りして以来、槍・穂高をめざす人たちが通い続けた由緒ある峠道である。徳本峠小屋には新館が出来たが、当時の面影を残す旧館も頑張っている。
   徳本峠から大滝山への縦走路は、前半は静寂な原生林の中の道で展望はないが、明神見晴と大滝槍見台からは展望を楽しめる。大滝山まで登れば槍・穂高連峰の大パノラマが広がる。大滝山南峰(2614,5m)に三角点があるが北峰(2616m)の方が若干高い。
   蝶ヶ岳の最高点は三角点峰(2664,3m)でなく長塀の頭(2667m)である。ここからは目の前に迫った槍・穂高連峰をはじめ360度の大展望が得られる。晴れれば蝶ヶ岳ヒュッテの前から日の出が見られるし、モルゲンロートに染まる槍・穂高も素晴らしい。
              
9月17日(土)
6時30分 新宿駅西口出発 → 中央道・長野道 228k → 松本IC → 33k → 沢渡中P  → バス → 上高地 … 30分 明神 … 145分 徳本峠小屋着 宿泊
          歩行時間: 2時間25分               標高差: 630m

9月18日(日)
徳本峠小屋 … 150分 大滝槍見台 … 170分 大滝山南峰 … 120分 蝶ケ岳ヒュッテ着 
蝶ヶ岳山頂  ↓ 大滝山北峰  ↑
          歩行時間: 7時間20分               標高差: 540m

9月19日(月)
蝶ケ岳ヒュッテ … 40分 長塀山 … 140分 徳沢 … 60分 明神 … 60分 上高地 → 沢渡中P → 入浴 ・ 食事 → 新宿
槍ケ岳 前穂高 奥穂高 北穂高
          歩行時間: 5時間               標高差: 1,150m
          リーダー: 椎橋 稔              参加人数: 8人