2011月〜
第174回      武甲山 (1,295.4m)  日本二百名山
4月24日(日)
                         
  武甲山はかつて秩父岳と呼ばれ、秩父地方を代表する名山である。  
 秩父盆地から突如そびえ立つ山容は信仰ばかりでなく、生活、農業、産業などあらゆる面で盆地の人々に強い影響を与えてきた。 残念ながら大正初期に始まった石灰岩採掘は、時代を経て加速度的に拡大し、標高も10m近く低くなり風貌も大きく変わった。
  山頂からは広大な展望が得られる。左より両神山、後立山連峰、浅間山、草津白根山、榛名山、日光連山、赤城山、筑波山などが眺められた。眼下に見える秩父市街地とセメント工場が圧巻である。羊山公園のシバザクラを上から見下ろすのも一興であった。        
  
7時 新宿駅西口出発 → 関越道 54k → 三芳P → 17k 圏央鶴ヶ島 → 38k 道の駅 あしがくぼ 全車合流  

健脚コース
9時 道の駅 あしがくぼ出発 → 8k 生川登山口P … 30分 登山道入口 … 50分 大杉の広場 … 50分 12時05分 武甲山 … 5分 武甲の肩 … 25分 シラジクボ … 70分 生川登山口P → 14時40分 <武甲の湯>
          歩行時間: 約3時間50分                    標高差: 780m


道を楽しむコース
9時 道の駅 あしがくぼ出発 → 9時40分〜10時50分 羊山公園 散策 → 11時30分 県民の森P … 10分 丸山頂上 (960m)… 12時30分 県民の森P → 13時 山の花道P …日向山(927m)… 13時45分 山の花道P → 14時 秩父七番札所 → 14時30分 <武甲の湯>
丸 山 へ 丸山から望む武甲山
花の道 日向山征服 七番札所
《武甲の湯》 入浴 − 15時45分 食事 −17時 現地解散
         リーダー: 野村 司、 吉田善太郎                参加人数:14人                        
         
                              

173回      八丈島
4月1日(金) 〜 3日(日)
   八丈島は東京から287km、年間平均気温18.1度の南の楽園。 青い空と海に囲まれ、西に八丈富士、東に三原山を仰ぐひょうたん型の島は大島に次いで伊豆諸島で2番目の大きさである。
   八丈富士(西山)は標高854.3mで、伊豆諸島の最高峰である。美しい円錐形のフォルムは島のシンボルである。約1万年前に活動が始まり、最後の噴火は宝永4(1,707)年で、日本では珍しい複式コニーデの休火山である。水はけのよい土壌のため八丈富士側には川が流れていないのが特徴である。
   三原山は(東山)は標高700.9m、10万年以上前にできた多重式の古い死火山である。鬱蒼と茂る樹木や湧き水にも恵まれ、5つの滝があるのが特徴である。
    沖縄、鹿児島を発祥とした蒸留酒は日本各地へ伝わったが、八丈島へは薩摩出身の流人 丹宗庄右衛門によって伝えられたイモ焼酎が起源で、伊豆諸島の焼酎発祥地である。イモ焼酎「鬼ごろし」麦焼酎「潮梅」 「城ヶ嶋」が人気である。

4月1日(金) 
22時20分 竹芝桟橋 −客船

4月2日(土)
9時20分 八丈島底土港着 → 登山口 … 75分 八丈富士 … 55分 浅間神社 … 45分 登山口 → 大越鼻灯台 → 八丈ビューホテル着 -入浴 ・ 宴会

4月3日(日)
ホテル発 → 登山口 … 60分 三原山 … 40分 登山口 → 樫立 … 60分 唐滝 … 40分 樫立 → <末吉温泉> → 登龍峠 → 八丈島空港  17時20分発− 18時15分 羽田空港着  解散

           リーダー  : 前田芳弘                   参加人数: 11人     

                              

第172回      戸倉三山
3月13日(日)
  11日の東日本大震災の影響で1日おいての山行となった。
  秋川の一大支流である盆堀川の流域をUの字型に取り囲む刈寄山、市道山、臼杵山はかつてこの一帯が戸倉村であったので「戸倉三山」と総称されている。戸倉村は五日市町に合併され、現在ではあきる野市になっている。
  刈寄山(687m)にはあずま屋があり南面と北面の展望がよい。途中にあるトッキリ場は「鳥屋切り場」で、以前カスミ網を張って鳥を待ち伏せした場所である。市道山(795m)は「五日市への道」を意味し、南麓の人々が「市」の立つ日にこの山を越えて五日市へ行ったことに由来する。以前は樹林に囲まれ視界がよくなかったが、西側は伐採され眺めがよい。臼杵山南峰(842m)も伐採されて西側の展望がよく、たどってきた山稜を見渡すことができる。臼杵山北峰には臼杵神社が祀られている。運がよく富士山が望めた。
  ショートカットのきかない長丁場の縦走路で、途中水の補給がでず、歩行時間の割には体力を消耗。特に刈寄山と市道山の間は距離が5.1Kmと長い上に、小さなピークを入れると17山位ある。 低山だと馬鹿にして、ろくにトレーニングもしないで臨むととんでもない目にあいますよ! 

7時23分 立川駅発 → 7時35分 拝島 → 7時57分 武蔵五日市駅着
武蔵五日市駅   タクシー → 刈寄山登山口 … 50分 刈寄山 … 45分 トッキリ山 … 55分 峰(724m) … 50分 市道山 … 45分 峰(749m) … 30分 臼杵山 …60分 荷田子峠 … 15分 荷田子 … 10分 <瀬音の湯> 入浴 ・ 食事 ― バス → 武蔵五日市駅 → 立川駅
               歩行時間: 6時間                    標高差: 1,400m位           
               リーダー: 椎橋 稔                参加人数: 6人                     
         

                          

第171回      美 ヶ 原     (2,034m)  日本百名山
2月19日(土) 〜 20日(日)
  美ヶ原は果てしなく広がる標高2,000mの高原で、長野県の中心にあるので、北アルプス、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、富士山、八ヶ岳、浅間山など日本百名山のうち42座を見ることができる。 
  どこをスノーシューイングしてもすばらしい山岳展望を楽しむことができ、高い晴天率を誇るのも魅力である。
  スキー場と隣接していないため、周囲40Kの雪原がスノーシューパークとなる。 
  王ヶ頭ホテルの眺めのよい部屋で、モルゲンロードの富士山、北アルプスを堪能し、椎橋会長の週末登山連続800回記念の宴会で大盛り上がりでした。

2月19日(土) 
8時 新宿駅発 スーパーあずさ5号 → 10時37分 松本駅着 <昼食> 12時 送迎バスにて → 13時30分 王ヶ頭ホテル着 … 40分 美しの塔 … 茶臼山往復 120分 美しの塔 … 40分 王ヶ頭ホテル 入浴 ― 宴会

2月20日(日)   
王ヶ頭ホテル着 … 20分 王ヶ鼻 … 60分 武石峰(思い出の丘) …  80分 王ヶ頭ホテル → 15時 松本駅 ― 15時45分 スーパーあずさ26号 → 18時36分 新宿駅着 
             リーダー: 椎橋 稔                 参加人数: 13人                  

                     

第170回      高 麗 山 Komayama   (168m)
1月15日(土)
  高麗山は大磯駅の北側にある常緑樹のこんもりとした小高い山である。江戸時代に高麗寺(こうらいじ)の霊域として保護されてきたため、奇跡的に自然林が残っている。広重が描いた頃あった松は昭和42年頃まで残っていたが、現在では一本も残らず枯れてしまったのは残念である。古代、高句麗の一族が渡来し、相模湾から上陸する際に花水川と共に目標になった山である。
 下り口にある高来神社は元は高麗神社と呼ばれていたが、日本の朝鮮支配により改称された。 
 最高峰の浅間山(181m)には一等三角点があるが、樹木に囲まれ眺望は悪い。
 湘南平は千畳敷とも呼ばれ、レストハウス展望台からは相模湾をはじめ、三浦半島や江の島、房総半島、伊豆半島、大島、箱根の山、丹沢山塊、富士山とすばらしい展望が得られる。 


8時54分 東京駅7番ホーム発 → 9時20分 横浜駅 → 10時05分 大磯駅着 … 50分 湘南平 … 10分 浅間山 … 20分 … 高麗山 … 15分 高来神社 … 35分 平塚 <太古の湯 > 入浴 ・新年会  … 平塚駅 → 東京駅

        歩行時間 : 2時間10分               標高差 : 250m  
        リーダー  : 椎橋 稔                   参加人数: 13人