2009年1月〜6月
第148回      粟ヶ岳   1293m (日本三百名山) 
6月6日〜7日
  
  粟ケ岳は川内、下田山塊の最高峰で、新潟平野の南縁にそびえる。上越新幹線の車窓からも守門岳と共に美しい山容を眺めることができる。加茂市方面から見ると本峰直下の雪渓に黒白斑の牛形が現れることから牛形山とも呼ばれていた。五合目には山名の由来となった粟薬師があり近隣の信仰を集めている。四合目には粟石と呼ばれた大岩があったが、昭和39年の新潟地震で沢へ落ちてしまったとのこと。 山頂は狭いが360度の展望が得ら昭和39年の新潟地震で沢へ落ちてしまったとのこと。 山頂は狭いが360度の展望が得らる。天気が悪くても可憐なヒメサユリちゃんが待っていてくれた。 

6月6日(土)   東京雨 ・ 新潟曇
6時30分 新宿駅西口発 → 関越道 90k →上里SA → 関越道 171k  → 長岡JCT → 北陸道 24k  → 三条燕IC → 24k 
登山口PA(11時10分)・・・10分 登山口 (昼食)-11時50分出発・・・三合目 B班折返・・・粟薬師・・・七合目 A班折返・・・15時 粟ヶ岳山頂(健脚人)・・・粟薬師・・・16時40分 登山口 → 
17時50分 寺泊温泉北新館着 − 温泉 − 夕食・反省会

             <歩行時間:4時間30分(通常は約6時間)             標高差:1150m
いざ出発  頂上制覇の前に腹ごしらえを  粟ヶ岳
 今回はヒルに好かれてしまった佐助さん  気持ち良い山道を  ヒメサユリ

6月7日(日)     
8時 朝食 − 9時 発 → 寺泊港 経由 → 弥彦神社 → 弥彦山スカイライン山頂PA - クライミングカー==展望レストラン・・・弥彦山(638m) 御神廟・・・展望レストラン-クライミングカー== 弥彦山スカイライン山頂PA → 12時30分 寺泊魚のアメ横で買物開始  海岸公園にて海の幸の昼食   13時10分出発 → 三条燕IC → 東京
弥彦神社 弥彦山 海の幸を大量ゲット(寺泊魚市場)
       リーダー: 椎橋 稔                  参加者: 5名

日記: ヶ岳は途中までは、ブナや杉の並木をゆくとっても気持ちのよい山道でしたが、三合目からは大変そうなので、整体院に通院中の2名はそこで引き返し、A班もヒメサユリの咲いている7合目あたりで折り返し。結局超健脚の杉山さんが頂上制覇しました。当初の歩行時間を4時間30分なんて言ったのは誰でしょう。他の登山者の方々は6時間から7時間くらいかかったという山でした。きっちり4時間30分で制覇した杉山さんに拍手。宿も隠れ家的で温泉も最高、翌日の霧の弥彦山も快晴の寺泊でのお買い物もきっちり楽しんできました。(Ku)

          

第147回      滝子山    1620m          
5月16日(土)
   大菩薩嶺から小金沢山、黒岳、ハマイバ丸と連なる長大な尾根の南端が滝子山である。麓の初狩や中央線の猿橋・初狩間から眺めると、ピラミダルな堂々とした山容で登高欲をそそられる山である。滝子山の山頂は三つのピークにわかれていて、別名三つ丸、古くは鎮西ヶ丸と呼ばれていた。山頂からの眺めはすばらしく、北に八ケ岳と奥秩父・大菩薩連峰、鎮西ヶ丸と呼ばれていた。山頂からの眺めはすばらしく、北に八ケ岳と奥秩父・大菩薩連峰、東に奥多摩・中央線沿線の低山、南から西にかけては丹沢・道志の山の右に富士山・三ッ峠山・南アルプスの山々が見渡せる。視界が良ければ北アルプスの穂高岳〜南岳が見える。山頂の北には鎮西八郎源為朝と白縫姫の伝説を残す鎮西ヶ池と白縫神社がある。鎮西ヶ池は日本一小さな池であると思う。 

6時30分 新宿駅西口発 → 中央道 64k → 談合坂SA → 中央道 15k  → 大月IC  11k  → 林道P・・・30分 寂しょう登山口・・・150分 主稜・・・20分 滝子山・・・60分 曲沢峠分岐・・・60分 道証地蔵・・・10分 林道 → 入浴 ・ 食事 → 東京
               <歩行時間: 5時間30分                  標高差: 870m> 

Bコース
道証地蔵・・・90分 曲沢峠分岐・・・80分 滝子山 
               <歩行時間: 4時間50分                   標高差: 770m>
   リーダー: Aコース   椎 橋   稔                Bコース  高橋寿子
   参加者 : 11名
  


            

第146回      大山 1729m (日本百名山)  ・  隠岐諸島  
5月2日〜5日
  大山は中国地方の最高峰であり、唯一、日本百名山に選ばれている。白山火山帯に属する火山で、東西約35k南北約30kに及ぶ巨大な山塊である。
  島根半島の北東40〜80kmの日本海に浮かぶ隠岐諸島は、4つの有人島と180余の無人島からできている。固有の自然が宿る歴史深き島である[島後]と、日本有数の海岸美を誇る[島前]に別れている。隠岐の山には沖縄や九州に自生するナゴランなどの南方系の花もあれば、ユキグニミツバツツジのような北方系の花もある。隠岐を代表するオキシャクナゲをはじめツシマナナカマドやオオイワカガミが見られる。
  大山に登って隠岐の島を眺め、隠岐の島から大山を眺めれば、「大山隠岐国立公園」に対しても失礼にはならなかっただろう。
 山陰地方の三大絶景スポットである出雲大社、石見銀山、宍道湖と、見逃せない観光スポットや牛突きなどのイベントも楽しみ、地元の名物料理をも堪能した盛りだくさんの山行となった。

5月2日(土)
6時20分 羽田空港第二ターミナル集合 → 7時10分発 (ANA811便) ― 8時30分 米子空港着 → タクシー 

Aコース
9時45分 大山夏山登山道・・・10:40  3合目(10分)・・・ 11:10  5合目(10分)・・・11:40  6合目(10分)・・・21:15  昼食(30分)・・・13:00 大山頂上(20分)・・・13:45 8合目(5分)・・・15:00 元谷・・・大神山・・・15:30 大山寺・・・6:45 駐車場 → 松江しんじ湖温泉ホテル一畑
                <歩行時間:約6時間            標高差:930m>

Bコース
9時35分 足立美術館(85分) → 11時40分 松江城・・・11時45分 昼食<八雲庵>・・・散策 小泉八雲邸 (30分) → 13時30分 フォーゲルパーク (75分) → 15時5分 まがたま伝承館 → 16時 ホテル一畑
松江城お堀端散策 出雲そばで昼食 フォーゲルパーク
温 泉-- 18時   夕 食 --反省会 -- 就 寝
海の幸・山の幸を堪能中

5月3日(日) 
7時 朝食 7時50分発 →  9時30分 七類港 フェリーくにが 〜〜 11時30分 来居港(知夫里島) → 知夫里島観光 赤ハゲ山・赤壁 → 13時10分 浦郷港(西ノ島) 昼食 (さざえカレー) - 15時 西ノ島観光出発   赤尾展望台 → 16時 魔天崖 → 16時30分 由良比女神社    7時 別府港 〜〜 17時26分 菱港(中ノ島) → マリンポートホテル海士
温 泉 -- 18時30分 夕 食 -- 反省会 -- 就寝
フェリー船上 知夫里島・野ダイコンの群生 赤  壁
赤  壁 郷港近辺を散策 赤尾展望台
摩天崖 由良比女神社 中ノ島・菱港上陸

5月4日(月)   
7時 朝食  7時40分 ホテル発・・・7時54分 菱港 〜〜 8時35分 西郷港(島後) → タクシー  コンビニで昼食調達

Aコース
大満寺山登山口・・・50分 大満寺山(608m)・・・60分 鷲ヶ峰 (560m) B班と遭遇 ・・・50分  11時30分 中台駐車場

Bコース
9時40分 中台駐車場 ・・・ 10時40分 鷲ヶ峰  早めの昼食  A班と遭遇 ・・・ 11時30分  中台駐車場
  白島崎展望台 → 13時30分   水若酢神社 → 隠岐郷土館・五箇創生館 → 15時30分  玉若酢神社 古墳群 → 16時15分 隠岐国分寺・後醍醐天皇行在所址 ・・・ 16時30分 モモードーム 牛突き春場所大会   18時10分  隠岐プラザホテル
温 泉--19時 夕 食 -- 反省会 -- 就寝
白島崎 玉若酢神社
牛突き春場所観戦

5月5日(火)
7時 朝食 → ホテル発  → 8時35分 西郷港  〜〜 10時02分 境港    中浦さかな市場
(鬼太郎一家の像と御対面) → 12時15分 古代出雲歴史博物館  → 13時 出雲大社参拝・・・13時30分 昼食 → 15時30分 石見銀山 (A:銀山遺跡、B:五百羅漢・銀山資料館・観世音寺・町並散策)・・・16時50分発  18時30分 出雲空港着 空港内で夕食-- 19時40分発 JAL1672便  ― 21時 羽田空港
境港到着 さかな市場
古代出雲歴史博物館
出雲大社 お昼はやっぱり出雲そば
石見銀山 石見銀山・五百羅漢と町並
     リーダー: 椎橋 稔               参加者:12名

                        

第145回      小沢山    1089m          
4月21日(土)
  青倉集落の奥にあり、頂上部が尖って見えるので西上州の槍ヶ岳ともマッターホルンともいわれている。下仁田の町から比較的近い上、西上州の山としては登山道もしっかりしていて、登りやすい山である。行程が短い割には展望にすぐれ、 山座同定するのには持って来いの山である。妙義山から荒船山にかけての展望は圧巻であり、視界が良ければ八ケ岳や北アルプスの常念岳、大天井岳も見ることができる。
帰りには明治5年日本初の官営工場で、世界遺産登録を目指す「富岡製糸場」を見学した。

6時30分 新宿駅西口発 → 関越道 47k → 高坂SA → 関越上信越道  71k  → 下仁田IC 18k → 登山口P ・・・30分 椚峠・・・ 55分 小沢岳・・・40分 椚峠・・・25分 登山口P → 富岡大製糸場 → 食事 → 東京      
                <歩行時間: 2時間30分                   標高差: 400m>
 

          参リーダー:椎橋 稔                       参加者:14名 

日記:小沢岳はアセまみれになりました。富岡製糸場は明治時代の建物が保存され、世界遺産暫定リストに記載されガイドのお爺ちゃんの高説にも力が入っていました。桜ふぶきの中の見学でした。夕食はとろろソバでしたが、ソバは旨いが「とろろ」はイマイチ〜。以上、小沢岳の一日でした。(デコ)

                        

第144回      [天城山] 万三郎岳  1,405m  (日本百名山)           
3月20日〜21日
  天城山とは伊豆半島の中央部に連なる参詣の総称である。古くは狩野山とも呼ばれ、山中に甘木(アマギアマチャ)を多く産することからアマギ(天城)の名が起こったとも言われている。火山としての成り立ちに加え、海に囲まれた温暖湿潤な半島に位置することもあり、特有の植生や多彩な自然景観が展開する。天城の名を冠した固有種の多さや古代から銘木の産地として知られている。天城山を代表するアマギシャクナゲは5月、マメザクラ・アマギツツジは4月の開花なので今回は見られなかった、アセビは3月より咲きだし、見事なトンネルがある。
当日は霧が濃く、雄大な眺めを満喫できず残念であった。
   宿は稲取温泉の温泉民宿で―自家用船で獲ったとびきり新鮮な海の幸がズラリと食膳を賑す料理自慢の宿―、椎橋稔会長の週末登山連続700回記念の祝賀の宴が盛大に行われた。

3月20日(金)
6時30分 新宿駅西口発 → 東名 43k → 海老名SA → 東名 4.5k → 厚木IC → 小田原厚木道路 31k → 小田原西IC → ターンパイク 14k → 大観山PA → さくらの里

Aコース 
 9時30分 大室山さくらの里(B班とお別れ) →天城高原 → 8k 登山口P(1,042m)・・・20分 分岐・・・50分 万二郎岳(1,300m) = 35分 石楠立・・・35分 万三郎岳・・・60分 万二郎岳・・・60分 登山口P → 15時50分 大室山P(B班と合流) 
                <歩行時間: 4時間20分          標高差: 363m >
  
Bコース
 9時30分 大室山さくらの里(A班とお別れ) 散策・・・シャボテン公園・・・14時 大室山(580m) お鉢めぐり・・・15時50分 A班と合流
さくらの里 シャボテン公園 シャボテン公園でシャボテンカレー
16時50分 稲取温泉「かつまる」着--温 泉--18時 宴 会(椎橋稔会長の週末登山連続700回記念の祝賀の宴)--二次会--就寝




       祝カイチョー・週末登山連続700回達成
                         海の幸で乾杯

         

3月21日(土)
8時 朝食 ― 9時 かつまる発 → 文化公園雛の館(雛のつるし飾りまつり) ・・・稲取文化公園(足湯を楽しむ) ・・・ヤオハン立寄 → ひもの土産センター → 11時50分 城ヶ崎つり橋散策 → 13時 昼食<鹿路庭> → 伊豆スカイライン → ドライブイン大観山でコーヒータイム 解散式 → 東京  
   リーダー: Aコース   椎 橋   稔                Bコース  松本喬子
   参加者 : 12名  

   
                    

第143回      鉢伏山  1,929m ・ 前鉢伏山  1,836m          
2月14日〜15日
  美ケ原の南に大きな山容を見せている鉢伏山は古くから山辺、塩尻方面の人々の信仰が篤かった山である。おおらかな草原の広がる山陵は展望もすばらしく独特の魅力を持つ名山のひとつである。山頂の展望台からの眺めは雄大で、富士山、北アルプスをはじめ中部日本の高山がすべて視界に入る。松本市の広がりや諏訪湖の眺めもよい。私は前鉢伏山からの眺めの法が好きである。松本盆地の上に連なる北アルプスの山々を眺めていると時間の経つのを忘れてします。(会長のワンデルングのお誘いより)

2月14日(土)
時630分 新宿駅西口発 → 中央道 120k → 双葉SA → 中央道 54k → 諏訪IC → 25k 車山肩 → 車山 スキー・スノーシューの練習 → 松本市内(松本城・旧開智学校見学)  
美ヶ原温泉 富田屋別館着 −温泉 −  夕食

2月15日(日)
富田屋別館発 → 扉温泉・・・150分 鉢伏山・・・20分 前鉢伏山・・・100分 扉温泉 入浴・食事 → 塩尻北IC → 東京
           <歩行時間: 6時間          標高差: 800m> 





  リーダー: Aコース   椎 橋   稔
                   Bコース  前田芳弘

 参加者 : 7名  

               
               

第142回      高尾山 600.3m・大洞山 536m・中沢山 492m・草戸山 365m 
1月17日(土)
  高尾山は東京の都心から電車で約1時間。気軽に山の自然を楽しめるので行楽客や登山客が殺到している。キッカケは07年フランスのミシュランが発行する観光ガイドブックで高尾山が三ツ星の観光地として取り上げられたこと。それ以降、各種メディアで繰り返し紹介されたことから人気に火がついた。
  南高尾山陵は高尾山の南、案内川の谷を隔てて連なる山々である。大洞山、コンピラ山、中沢山、泰光寺山があり、以外に雑木林が残っているのが魅力である。
  草戸山は八王子市、町田市、相模原市にまたがり、町田市の最高地点である。また三方に流れ落ちた雨水は多摩川、境川、相模川となって海へ注ぐ分水流でもある。
  所要時間よりはるかに早いペースだったA班と薬王院付近めぐりのB班、ともに早めに下山し、高尾山口で新年会を盛大に行った。

Aコース
京王高尾山口駅 7時30分集合・・・20分 琵琶滝・・・50分 薬王院・・・20分 高尾山・・・40分 大垂水峠・・・30分 大洞山・・・30分 中沢山・・・50分 西山峠・・・20分 三沢峠・・・25分 草戸山・・・55分 栄茶屋 

                  <歩行時間: 5時間45分> 

Bコース    
京王高尾山駅 9時05分集合 = 高尾駅 /ケーブルカー → 9時40分 高尾山駅・・・薬王院散策・・・高尾山山頂 B’班と合流・・・10時50分 昼食・・・薬王院(新年護摩供養組・コーヒータイム組)・・・ケーブルカー → 高尾駅・・・高尾森林センター見学・・・栄茶屋

B’コース
京王高尾山駅 9時05分集合・・・琵琶滝・・・高尾山山頂 B班と合流 蕎麦屋で昼食・・・薬王院散策 コーヒータイム・・・栄茶屋

A班・B班・B’班合流
14時50分   新年会 <栄茶屋> → 17時 現地解散
無事下山 今年もガンバローね!
      リーダー: Aコース   椎 橋   稔  10名              Bコース  前田芳弘  7名           B’コース  3名 
      計 20名