2007年7月〜12月  
第127回      猫越岳  (1,035m)          
12月1日(土)〜2日(日)

 出発点の仁科峠は明るく開けた笹原の高原で、県営の天城牧場もある。ここから赤城峠まで伊豆山稜歩道と名付けられた自然歩道が続いている。猫越岳の山頂は樹木に囲まれ眺望はないが、10分手前の猫越岳展望台からは、富士山、南アルプスの展望がよい。展望台の先にある猫越火口湖という小さな池は、250万年前に海中から噴出した猫越岳の火口湖である。学説によると伊豆半島は大海原であったが、最初に猫越火山が噴出し、その後、天城、達磨、熱海の火山が活動を始め、長い間の陥没や侵食を繰り返して現在の形になったといわれている。
 大瀬崎は日本有数の富士見スポットとして有名である。旅館の部屋や露天風呂からも大瀬崎の岬、雄大な富士山が望まれる。魚介類を豊富に盛り込んだ豪華船盛で、12月6日に行なわれる東京湾屋形船での忘年会の予行練習を入念に行なった。


12月1日(土)  
6時30分  新宿駅西口出発 → 首都高・東名 43k → 海老名SA → 東名 72k → 沼津IC 65k → 仁科峠P・・・36分 後藤山・・・40分 猫越岳・・・30分 牛引頭・・・85分 仁科峠P→ 大瀬崎 旅館サンライズあねっくす着 ― 入浴 ・ 宴会 ・ 反省会 ・ 就寝
        <歩行時間: 約3時間10分        標高差: 140m>

12月2日(土)  
旅館出発 → 沼津港 昼食 → 沼津IC → 東京
      リーダー: 椎橋 稔              参加者:13名

                   

第126回      瑞牆山 (日本百名山 2,889m) 
11月3日(土)〜4日(日)

 「この山は岩峰群の集合とでも言うべきか。岩峰群を持った山は他にもあるが、瑞牆山のユニークな点はその岩峰が樹林帯と混合しているところである。まるで針葉樹の大森林からニョキニョキと岩が生えているような趣きである」(深田久弥)。平安時代には隣の金峰山は修験道の山として開かれた。江戸時代の「甲斐国志」に「古図ニ金峰ヲ玉塁トス(略) 里人コノ山ノ麓ヲ指シテ瑞塁(ミズガキ)ト呼ブ」とある。玉塁も瑞塁も神社の周囲にめぐらす垣根を指す。江戸時代には金峰山の信仰と結びついて、ミズガキと呼ばれるようになった。
瑞牆山そのものも信仰の舞台となり修験者の修行の場になった。瑞牆の文字を当てたのは第16代の県知事 武田千代三郎である。露岩の頂なので360度の大展望が得られる。直近に金峰山、小川山がせまり、八ヶ岳が美しく見渡せる。視界が良ければ富士山、南・中央、北アルプス、御嶽山、上信越の山々まで見える。


11月3日(土)  
10時 新宿駅西口出発 → 中央道 131k → 双葉SA → 中央道 → 6k  韮崎IC → 35k → 瑞牆山荘P・・・50分 富士見平小屋 泊
 日記・Photo この笑顔と美しい紅葉の先に私には初体験の無灯の山小屋一泊が待っていました。 ペキン

 歩行時間: 50分        標高差: 300m


11月4日(日)
富士見平小屋 = 30分  天鳥沢 = 90分 瑞牆山 = 60分 天鳥沢 = 30分 富士見平小屋 = 40分 瑞牆山荘P → 入浴・食事 → 東京

 <歩行時間: 4時間10分       
 標高差: 上り 640m  下り 710m>




                         瑞牆山のヤスリ岩
                            
by 満月の月明かり
  参加者:6名

               

第125回      独鈷山   1,266m           
10月20日(土)

  独鈷山は上田市民の山で「とっこざん」とか「とっこさん」とか呼ばれ親しまれている。独鈷山北麓の塩田平は国宝や重要文化財の神社仏閣が多く「信州の鎌倉」と言われる。独鈷とは密教で用いる仏具のことで武器にもなる。その尖った感じが鋸歯のような険しい山容に似ているところから名付けられたと思われる。そのため独鈷山は「信州の妙義山」とも呼ばれている。又、山岳信仰の山であり、雨の少ない塩田平の雨乞いの山でもある。山頂からほぼ360度の展望が得られる。蓼科山から美ヶ原、北アルプスは穂高、槍から鹿島槍、四阿山、浅間山などが望まれる。ガン化には塩田平や上田市街地、丸子町方面の水田が広がり、見下ろす眺めも圧巻であった。栗拾いも楽しみ、帰路にはマツタケ三昧の食事を堪能し、2週にわたって秋を満喫した。

6時30分 新宿駅西口 出発 → 関越道 40k → 高坂SA → 関越・上信越道133k → 東部湯の丸IC → 23k  10時30分 前山寺着 重文 三重塔見学 → 重文 中善寺薬師堂見学 → 虚空蔵堂駐車場 11時20分出発・・・30分 不動滝・・・100分 独鈷山・・・70分 不動滝・・・30分  15時20分 → 独鈷の湯 → 17時 食事 <見晴台> 松茸いろいろ食べ放題 →東京
         <歩行時間: 4時間       標高差: 670m>
松茸大盛り
松茸鍋、松茸御飯、松茸汁、他完食
 参加者 : 11名とワン子

             

第124回      草津白根山(2,171m)・横手山(2,305m)・志賀山(2,037m)          
10月13日(土)〜14日(日)

 日本百名山の草津白根山、逢ノ峰、本白根山からなる活火山で、東麓に草津温泉を湧出し、北は志賀高原に連なっている。日本三百名山の横手山は2,305mあり、上信越の有名な山である岩菅山は2,295m、佐武流山 2,192m、本白根山 2,171m、苗場山2,145m、白砂山 2,140m、笠ケ岳 2,037m、鳥甲山 2,038m、谷川岳 1,977m、巻機山 1,967m、より高いが、裏菅山2,341mには負ける。
 甲信越百名山の志賀山
は志賀高原の中心にあり、志賀山と裏志賀山の二つの峰からなっている。四十八池、元池、渋池を結ぶ池めぐりコースを歩き、バラエティーにとんだ市が高原ならではの魅力を満喫。
 宿泊した横手山頂ヒュッテは日本一高所にある手作りパンとロシア料理がおいしいと評判通りの施設で、北アルプスと北信五山を眺め眺めながらの食事が楽しめた。どこを見渡しても絵になる紅葉の景色を満喫し、帰りには小布施に寄り『栗料理』も楽しんだ。目と胃と心も満腹した贅沢なワンデリングとなった。

10月13日(土)  
6時50分 新宿駅西口出発 → 関越道 → 三芳SA → 渋川伊香保IC → 80k  11時30分 本白根山登山口P・・・80分 昼食 13時20分発・・・本白根山・・・15時30分 本白根山P → 16時 横手山頂ヒュッテ着 入浴 ・  乾杯の練習 ・夕食 ・ 反省会 ・ 就寝  
  







   <歩行時間: 約3時間        標高差: 150m>
        

10月14日(日)
7時30分  朝食  8時10分 ヒュッテ発・・・横手山 … 9時10分 ヒュッテ着
9時30分 ヒュッテ発 → 10時40分  前川サマーリフト前P → リフト== 渋池・・・20分 志賀山分岐(ここでBコースは直接四十八池へ)・・・50分  志賀山・・・30分 裏志賀山・・・20分  12時30分 四十八池 昼食・・・13時発 40分  前川サマーリフト山頂・・・
14時20分 前川サマーリフト前発 → 15時30分 木戸池温泉ホテルにて入浴 → 17時 食事 小布施 <竹風堂> 栗強飯他食事 → 東京
         <歩行時間: 2時間40分      標高差  340m>
横手山 横手山頂ヒュッテ
四十八池途中に光ゴケが 四十八池
小布施で栗おこわごはんいろいろ、満足
   参加者 : 8名

             

第123回        鹿島槍ヶ岳    (日本百名山 2,889m)      
9月14日(金)〜17日(月)
  
 
鹿島槍は険しい山々が連なる後立山連峰盟主であり、特に人気の高い明峰である。深田久弥氏も「北槍と南槍の両峰がキッとせり上がっていて、その二つを繋ぐやや傾いた吊尾根、その品のよい美しさは見倦きることがない。」と書いている。
 広々とした山頂からは、白馬連峰、剣・立山連峰、爺ケ岳から針ノ木だけへ連なる後立山連峰、さらに八ヶ岳、頸城の山々とすばらしい眺めを楽しむことができる。途中にある爺ケ岳からの眺望もすばらしい。剣・立山連峰をはじめ、槍ヶ岳から鹿島槍ケ岳までの大パノラマを堪能できる。山小屋からの満天の星空も最高に楽しめた。

9月14日(金)  
21時 新宿駅西口出発 → 中央道 84k 談合坂SA → 中央・長野道・ 158k → 豊科IC → 40k  登山口P → テント・車で宿泊 

9月15日(土)  
Aコース
10時 登山口P = 5時間 種池山荘
   <歩行時間: 5時間      標高差  1,120m>

Bコース
7時30分  新宿西口出発 → 中央道 84k 談合坂SA → 中央・長野道・ 158k → 豊科IC → 40k  扇沢ロッジ着 泊

9月16日(日)  
Aコース
種池山荘発・・・60分 爺ケ岳・・・60分 冷池山荘・・・130分 鹿島槍ケ岳・・・90分 冷池山荘・・・90分 爺ケ岳・・・40分 種池山荘着 泊
   <歩行時間:7時間30分  標高差 : 440m


Bコース
8時 扇沢ロッジ発・・・12時 ケルン着・・・15時 扇沢ロッジ着 


9月17日(月)  
Aコース
種池山荘発・・・150分  9時20分 登山口P B班と合流 → 薬師の湯 → 食事 → 東京

稜線に建つ山小屋 解散式 お疲れ様でした
 リーダー: 椎橋 稔        参加者: 11名

              

第122回      小楢山 (こならやま)   1713m  (山梨百名山)          
8月25日(土)

  
小楢山は三つの名前を持っている。一つ目は一般的に使われている「小楢山」。ミズナラなどのナラ類が多いからという。二つ目は「古那羅山」。夢想国師が名付けたという伝説による。三つ目は権鉢山(ごんぱちやま)。うどんを捏ねる「権鉢」をふせたような姿からで、地元のお年寄りが使っている。
小楢山はなだらかな高原状の山頂と隣接する岩峰の大沢からなっている。山頂からも富士山、国師岳などが望めるが、大沢山からの展望は素晴らしい。行きには桃と巨峰を調達、山頂で味わった。

6時30分 新宿駅西口 出発  → 中央道 84k → 9時  談合坂SA → 中央道 34k  → 勝沼IC → 30k  焼山峠P・・・80分 小楢山 − 昼食・・・30分 大沢山・・・70分 焼山峠P 入浴 → 食事 <奥藤分店> ほうとう・馬刺など → 新宿

         <歩行時間: 3時間             標高差 : 190m>
    リーダー: 椎 橋   稔     参加者:  14名+1ワンコ

             

第109回        白根三山      
7月26日(木)〜29日(日)
  
 
昨年9月15日〜18日に実施予定だったが、天候不良ため延期になっていたワンデリングのリベンジ。白根三山とは日本第2位の高峰、北岳(3,193m)と第4位の間ノ岳(3,189m)と第15位の農鳥岳(3,051m)である。岩崎元郎氏が選定した「新日本百名山」では北岳・間ノ岳を外して農鳥岳を入れている。これは極端すぎると思うが、白根三山を縦走させたいからであろう。今回は天候にも恵まれ、少人数の精鋭達が制覇して来た。

7月26日(木) 
 
6時  新宿駅西口出発 → 中央道 84k 談合坂SA → 中央道・中央横断 80k → 増穂IC → 奈良田P → バス → 広河原・・・190分・・・白根御池小屋着
       <歩行時間 : 3時間10分       標高差 : 700m>

7月27日(金)
白根御池小屋 発・・・210分 肩の小屋・・・50分 北岳・・・60分 北岳山荘・・・100分 間ノ岳・・・60分 農鳥小屋着
    <歩行時間 : 7時間                 標高差 : 1,000m>

 7月28日(土
農鳥小屋 発・・・60分 西農鳥岳・・・40分 農鳥小屋・・・40分 大門沢下降点・・・広河内岳往復 60分・・・180分 大門小屋着
     <歩行時間 : 6時間10分          標高差: 1,350m>

7月29日(日)
大門沢小屋・・・160分 第一発電所・・・40分 奈良田P → 入浴・食事 → 東京     
       <歩行時間 : 3時間40分         標高差 :  900m>
    リーダー: 椎 橋   稔      
    参加者:  5名
   
             

第121回        利尻・利尻岳 1,721m and 礼文・礼文岳 490m 最北ワンデリング    
7月13日(金)〜16日(月)
  

 日本領土の四隅の山を征服するという空色山の会の壮大なワンデリング計画、今回は北の果ての山々を制覇した。晴天の中、自然の恵みを大いに満喫した

7月13日(金)  稚内 and 利尻
8時30分 羽田空港出発ロビー集合 → 9時45分発 ANA571便 -- 11時35分 稚内空港着
12時10分 稚内観光  宗谷岬 昼食 <間宮堂> → フェリーターミナル → 15時30分発 〜〜〜 7時10分着  鴛泊港着 → 
アイランドインリシリ着 → ホテル近辺散策 → 入浴 ・ 夕食 ・ ミーティング ・ 星を見るツアー(ガイド 佐助さん)・ 入浴 ・ 就寝
羽田空港集合中 宗谷岬にて 間宮林蔵さんと
利尻島へ出発 稚内の風力発電 利尻冨士

7月14日(土)  利尻岳登山 or ポン山花登山
Aコース <利尻岳>

4時30分 起床 ・ 5時 ホテル発 → 見返台園地・・・150分 三眺山・・・80分 利尻岳・・・160分 甘露泉・・・18時 登山口(Bコースと合流) 
       <歩行時間: 6時間30分>

Bコース <姫沼 〜 ポン山 〜 甘露泉>
4時30分 起床 ・  7時朝食8
8時  ホテル発 → 8時30分 姫沼駐車場・・・花と木々を見ながら登山・・・12時 ポン山山頂昼食・・・道を楽しみつつ下山・・・13時30分 甘露泉・・・14時 登山口P  18時Aコースと 合流
           <歩行時間: 5時間>
姫沼あたり ポン山へ
イワガラミ (ツルデマリ ポン山バンザイ ポン山のイワギキョウ
B班元気に下山 A班下山ちょっとお疲れぎみ?
18時30分 ホテル着 → 入浴 ・ 夕食 ・ ミーティング ・ 入浴 ・ 就寝

7月15日(日)  礼文岳登山 or 桃岩フラワーロードハイキング

5時30分起床   
7時 朝食 
8時 ホテル発 
鴛泊港 10時05分発 〜〜〜
10時45分 香深港
Aコース <礼文岳登山>
11時 フェリー乗り場発 バス → 礼文岳登山口停留所・・・120分 礼文岳 昼食・・・60分 礼文登山口停留所 → バス フェリー乗り場着・・・17時 ホテル花れぶん着
      <歩行時間: 3時間>

Bコース <桃岩フラワーロードハイキング>

1
1時30分 フェリー乗り場発 バス → 桃岩入口停留所・・・フラワーロード散策 12時30分 展望台 昼食 散策・・・灯台・・・15時10分 知床バス停留所 → 16時 中央病院前停留所・・・16時05分 ホテル花れぶん着 → 昆布・薬草の湯で優雅に入浴
          <歩行時間: 3時間>
19時   豪華夕食 ・ 入浴
   
7月16日(月)    <礼文島 〜 稚内 〜 東京>
5時30分 起床 ・ 7時朝食  8時 ホテル発 → 香深港 8時45分発 〜〜〜 10時40分 稚内フェリーターミナル着・・・バスにて稚内空港へ → 11時30分着 チェックイン 12時25分(10分遅)発  ANA572便 -- 14時05分羽田空港着 → 空港内レストランにてお疲れ様会 一 解散
    リーダー:椎橋 稔               参加者  9名

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