2005年 1月〜6月  
第92回          櫛形山       2054m   日本200名山 
6月19日(日)   
曇時々晴  
   甲府盆地の西に和櫛の背にそっくりに横たわる山で、この山全体を櫛形山というが、尾根上に三角点が3つもある大きな山である。櫛形山と言えば日本一のアヤメの群生地として有名で、ガイドブックでは7月上旬から中旬が見頃であると記載されている。私は、昨年6月27日に登ったが、アヤメは見頃であっても駐車場が大混雑だったので今回は1週間早めに計画した。それでも裸山では結構咲いていて楽しんだ。「花の百名山」ではラン科のキバナノアツモリソウが取り上げられているが、絶滅の危機種であり盗掘の被害にあって相当減少しているらしい。昨年も半日かけて探し回ったが見つからなかったが、今年はドロボー眼の高橋さんをランハンターの隊長にしたので、見つけることができた。梅雨の晴れ間を期待したが、曇りで、眺望には恵まれなかったが、山頂付近はモミ・コメツガなどの原生林に覆われ、うっ蒼とした森林美を見せ、最高の森林浴になった。 (椎橋)
 
6時30分 新宿駅西口出発 → 中央道 105k → 釈迦堂PA → 中央道 14k → 甲府南 IC → 34k  池の茶屋林道終点P・・・50分 奥仙重・・・10分 櫛形山・・・20分  アヤメ平 昼食・・・20分 裸山・・・40分 櫛形山・・・30分 林道P → 赤石温泉<温泉・食事> → 境川PAで解散 → 東京 
             <歩行時間: 3時間30分               標高差:204m>
先週の景色を心眼で見る  Mt.椎橋
 キバナノアツモリソウ
 Mt.Kinsan
先週は沢山あったのに
今週はもう無かった
アツモリソウ
 
 Mt.椎橋
 アヤメはこれから
 Mt.Kinsan
参加者:14名+1ワンコ

日 記:  何よりのお楽しみの温泉と会食。赤石温泉で、ぬる〜いお湯と鴨鍋とボソボソのソバの食事に、「山梨はやっぱ、ほうとうだな ! 」と全員の意見が一致した。Ku


                   

第91回          蛭ヶ岳        1673m 
5月21日(土)〜22日(日)

蛭ヶ岳の山の由来はいくつかあるが、ヤマヒルが多いからという説と猟師のかぶる山頭巾を「ヒル」と呼び、こんもりした山容が似ているからという説が有力である。また昔、山頂に薬師如来があったので、薬師岳という別名もある。蛭ヶ岳は東丹沢主脈縦走路と丹沢主稜縦走路の交差する要衝である。神奈川県かの最高峰であるので展望も素晴らしい。檜洞丸を隔てて富士山が望まれ、南には丹沢山から塔ヶ岳へかけての山並みが幾重にも続き山深さを感じる。稜線上では新緑のブナ林が美しい。
今回は、空色山の会の椎橋稔・会長が週末登山連続500回記念に当たるので、バランタイン30年ものを主役にワイン、日本酒、その他のいろいろ、つまみにはB班が腕によりをかけた盛りだくさんの山菜料理で祝宴が行われた。


5月21日(土)
  

6時30分 新宿駅西口出発 → 東名 → 中井 SA → 東名 → 大井松田 IC  20k 玄倉  →10k  ユーシンロッジP   
 
Aコース: 
8時30分 出発・・・熊木沢出合・・・東沢堰堤・・・蛭ケ岳・・・棚沢の頭・・・弁当沢の頭・・・熊木沢出合・・・17時30分 ユーシンロッジ着  
           <歩行時間: 約7時間                  標高差: 950m>


ユーシンロッジ到着

椎橋会長と新緑  Mt.Kinsan

             蛭ケ岳を望む   Mt.Kinsan
Bコース:
9時30分 大石山中腹・・・山菜採り・・・15時 ユーシンロッジ 山菜料理など宴会料理調理 
18時より 椎橋会長祝賀会    22時
 祝 椎橋会長連続500回登山

5月22日(日) 晴 
7時朝食 → 8時30分 ユーシンロッジ出発 → 玄倉川渓谷散策(モーニング珈琲) → 丹沢湖ビジターセンター見学 → 中川温泉ぶなの湯 → 箒杉茶屋 昼食・・・箒杉見学 → 東名 → 中井SA 解散



玄倉渓谷


箒 杉
A班リーダー: 椎橋 稔         B班リーダー: 吉田善太郎        参加者:14名

                 

第90回          金北山      1172m          
4月29日(金)〜5月1日(日)

  金北山は日本一の面積を誇る佐渡島の最高峰で、一体は佐渡弥彦米山国定公園に指定されている。佐渡島は対馬暖流の影響で冬は暖かく夏は涼しいので、春から秋にかけて300種以上の花が咲き、本土とは違った山旅を楽しむことができる。金北山の花登山の季節は4月下旬5月がベストとのこと。
4月から5月に山麓から山頂へと咲き移っていくキクザキイチゲは、群落の規模が大きく見ごたえがある。花の百名山の中ではオオヤマザクラが選ばれているが、縦走路では4月下旬から5月上旬に見頃を迎える。オオヤマザクラはヤマザクラより花の色が濃いのでベニヤマザクラともよばれ、また北海道に多いのでエゾヤマザクラともよばれる。ドンデン山は花好きには知られた名所であるが、最近脚光を浴びているのが青粘渓谷である。日本でも有数の春の花の多さ規模を誇る谷であるらしい。金北山もドンデン山も展望も素晴らしい。越後の山々はもとより視界がよければ北アルプスや鳥海山も望める。


4月29日(金)  晴
8時10分 東京駅銀の鈴集合 → 東京駅 8時32分発 MAXとき347 -- 10時44分 新潟駅着 / 徒歩組 ・ タクシー組 <ときメッセ> 集合・・・ 新潟港 12時10分 おけさ号 〜〜 14時30分 両津港 → 両津やまきホテル チェックイン → 
観光に出発 → トキの森公園 ・ 能楽の里 → ホテル着   温泉 宴会 ・ 佐渡おけさ講習会 ・ 就寝

   カモメに夢中 佐渡が見えたぞぉ! あれ 早速トキの森公園へ
能楽を堪能 甘エビ食べ放題の宴会 佐渡おけさ講習会

4月30日(土) 晴れ
7時朝食    7時30分 ホテル発 → タクシー コンビニ経由 → ドンデン山荘・・・15分  ドンデン山・・・35分 ドンデン池・・・15分 青粘峠      Aコース・Bコースに別れて出発

急斜面を降りホッと1本 青粘峠 ここで2コースに、しばしの別れ 金北山 A班はどのあたりに? (B班撮影

Aコース
青粘峠・・・30分 マトネ・・・20分 石花越・・・50分 イモリ平・・・50分 役の行者跡・・・50分 金北山・・・60分 白雲荘 → タクシー → 18時20分 相川 ホテル吾妻本館
             <歩行時間: 約8時間    標高差:390m>

Bコース
青粘峠・・・青粘渓谷降る・・・青粘渓谷入口 → 妙宣寺 五重の塔 → 国分寺 → アルコール共和国 → 16時 相川 ホテル吾妻本館

青粘渓谷 国分寺 お約束の撮

ホテル合流 → 温泉・宴会 → 佐渡おけさ講習会 → 個別にミーティング → 就寝

今晩も甘エビ食べ放題 今晩も佐渡おけさ講習会

5月1日(日) 晴れ
7時30分 朝食 → 8時30分 ホテル発 → 逸見酒造見学 →  佐和田海産物センター → 真野御陵 → 無名異焼工房見学<国三窯> → 根本寺  → 12時40分 両津港発 〜〜 15時 新潟港着 → バス → 寿司三昧 → 16時22分 新潟発 とき328 -- 18時28分 東京駅着 解散

A班リーダー: 椎橋 稔                          B班リーダー: 吉田善太郎                
観光リーダー: 鈴木元典、斉藤秀子          参加者: 14名
 
  

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第89回          笠丸山       1189m       

4月17日(日)
  笠丸山は上野村の中ほど神流川の支流住居附川の谷奥にある岩峰である。古くは女人禁制の雨乞いの山として信仰を集めていた。尖った山頂からは360度の展望が得られる。両神山から赤岩岳、天丸山、張付山と続く岩陵が目を引く。御座山から八ヶ岳まで見渡せる。ヤマケイの「春咲く花の名山」特集には、、4月下旬から5月上旬にかけてのアカヤシオの最盛期には山頂一体がピンクに染まるとあったがまだ早く、ちらほら程度だった。登山口から地蔵峠にかけての沢沿いには、花が多く、ニリンソウ、コガネネコメ、ハシリドコロ、アカネスミレ、エンレイソウ、ヒトリシズカなどが咲き初めていた。 
  
6時30分   新宿駅西口出発  → 関越道 79k  →  8時 寄居PA → 関越道 7k  → 本庄児玉IC  → 金鎖神社 安全祈願 → 中正寺 しだれ桜観桜 → 旧黒澤家見学(江戸時代の名家) → 登山口P・・・50分 地蔵峠・・・10分  昼食・・・20分 笠丸山展望台・・・60分 林道・・・10分 登山P → 野栗温泉 <すりばち荘> 薬師の湯入浴 ・ 猪豚鍋と温泉うどん → 東京
 
           
 <歩行時間: 2時間30分         標高差: 390m>                        

金鎖神社 地蔵峠
ヒサさん自筆の標識を添付けて

      リーダー:野村 司           参加者: 16名+1ワンコ 

          

第88回          越前岳       1504m       日本二百名山
3月13日(日)
  
愛鷹山連峰は富士山の南に位置する死火山で、侵食が進んだためいくつかのピークが連なり、鋸歯状の変化のある山容を見せている。その特異な姿から東海道を往復する人たちの目を引いたようで、安藤広重の版画「東海道五十三次」の原宿や画家・谷文晁の「日本名山図絵」にも登場する。愛鷹連邦の最高峰が越前岳である。山頂からは富士山をはじめ伊豆、箱根方面の眺めがよく、駿河湾を一望できるので、海の見える山として人気がある。今回の十里木からのコースは道もよく、穏やかな登り山頂に達するので、初心者や家族連れにうってつけであると紹介されている。 
  
6時30分  新宿駅西口出発 → 東名高速 93k →  8時 足柄SA → 3k  御殿場IC →  20k 十里木高原P・・・15分  展望台・・・30分 笹峰 ・ アイゼン装着 (鍋班 待機・準備)・・・30分 眺め岩・・・35分 越前岳・・・40分 笹峰・鍋 昼食・・・30分  十里木高原 P → ヘルスセンター裾野(入浴) → 軽食 <蕎仙坊> → 東京   

            
 <歩行時間: 3時間       標高差: 640m>  

日 記:  山の中腹からの富士です。青空がこんなに見えたのは9時30分ころでした。
風が吹くと手が凍りそうな寒さで、お鍋がなかなか煮えません。アタック隊にチョットかたい人参や大根を食べさせてしまいました。
次の会ではもう一考の余地ありでした。ハンセーイ! 
       (写真とも辰巳午ヒサ) 
        リーダー: 椎橋 稔            参加者: 14名

                      

第87回          北横岳       2480m
2月19日(土)〜20日(日)
 
   雪山のすばらしさは自分で登ってみないとわからないといわれる。今回は雪山の入門コースであるが、北八ヶ岳一帯はちょうど森林限界の境目にあるので霧氷に飾られた美しい樹林歩きと雄大な展望を楽しめるすばらしいコースである。南八ヶ岳の横岳と区別するため通称『北横岳』と呼ばれている横岳は北八ヶ岳では主ともいえる山である。南峰、北峰のふたつのピークがあるが、どちらからでも360度の大展望が得られる。 
二日目はスノーシューワンデルを行う。縞枯現象で有名な縞枯山は展望はきかないが、隣の茶臼山からの眺めはすばらしい。大石峠まで下れば平坦になりスノーシューを堪能できる。広々とした雪原で食べる暖かい「おしるこ」が最高。
 
  
2月19日(土)
6時30分  新宿駅西口出発 → 中央道 155k  → 八ヶ岳PA → 中央道 19k → 諏訪南IC → 28k  ピラタスロープウェー山麓駅P== 7分 山頂駅・・・60分 北横岳ヒュッテ・・・20分  北横岳北峰・・・20分 三ッ岳分岐・・・15分  三ッ岳(2360m)・・・40分 雨池山・・・15分  縞枯山荘着・泊 
             <実働時間: 3時間15分              標高差:  248m>

2月20日(日)

縞枯山荘出発・・・五辻 ・・・あずまや・・・出会いの辻・・・あずまや(おしるこの昼食)・・・オトギリ平(ラインダンス披露)・・・ピラタス山頂駅 ==山麓駅P → 入浴 ・食事 → 東京

日 記:  はじめて8本爪のアイゼンを付けて雪の山を歩いてきました。とてもとても素晴らしい白い雪景色でした。スノーシューも楽しく雪の上をあゆませてくれました。そしてそしてトッテモつかれました。  (辰巳午ヒサ) 
  リーダー: 椎橋 稔                   参加者: 10名  

               
 
第86回          烏場山       267m
1月16日(日) 
  岩崎元郎氏が選定した「新日本百名山」の中で千葉県から唯一選ばれた山である。昔、山間の村から海辺の村へと花嫁行列もここを通って嫁いで行ったことから名付けられた「花嫁街道」を登る。マテバシイの純林もあり、照葉樹林がすばらしい。山頂からは伊予ガ岳、愛宕山、清澄山などの房総の山々と雄大な太平洋が望める。視界が良ければ富士山、伊豆大島も見える。下りは花婿コースを辿り、幽玄な雰囲気の漂う黒滝や寒桜の咲く抱湖園を見物する。この周遊コースは「和田浦歩こう会」がよく整備しているので非常に歩きやすい。 

6時45分  東京駅  8時34分  特ビューさざなみ1号  --  館山駅  8時54分  →  9時20分  和田浦駅  →  タクシー 10分 →  花嫁街道入口・・・50分 経文石・・・60分 烏場山・・・70分 黒滝・・・30分  抱湖園・・・10分  花園(昼食) →  タクシー →  17時34分 和田浦駅  →  17時58分 館山  →  18時18分  特ビューさざなみ20号 --  20時07分  東京
             <歩行時間: 3時間10分          標高差:  250m> 
        
日記: 花嫁街道を歩いたときのこと
新型特急わかしお号にのりました。新型房総特急導入記念キャンペーンをやっていました。みんなに言われて、半信半疑のまま八王子駅に着いて、「とりあえず出しておこうか」と駅員さんに渡しておきました。
3月26日、9時半にクロネコさんが。配送物の包みを破いて、あの時の景品ダ! とわかりました。ラッキー。中には山行きにちょうど良いステンレスのペットボトルがはいっていました。愛用しよっと!   (辰巳午ヒサ)
     リーダー: 椎橋 稔                  参加者:7