2005年7月〜12月  
    
第99回          陣馬山        856m          
12月4日(日)  晴天
   奥陣馬山は東京都八王子市と神奈川県藤野町の堺にある1,000mに満たない低山であるが、標高の割には展望が良く、簡単に登れるので入門の山として任期がある。
  陣馬山は武田信玄の家臣、小山田信成が北条氏照の滝山城を攻めた時、この山に陣を張ったところから陣馬山と名付けられた。現在では山頂に白馬の像があるように「バ」が午の字に当てられ「陣馬山」で定着している。
 山々と御坂山塊が間直に見え、その後ろに富士山が大きく姿を見せる。その右には大菩薩連峰、奥秩父、奥多摩、奥武蔵の山々が見える。視界がよければ南アルプスの赤石岳、日光連山が望まれる。

Aコース
6時46分 JR中央線 高尾駅 → 8時01分 相模湖・・・80分 大平・・・60分 明王峠・・・40分 陣馬山 <Bコースと合流>・・・50分 陣馬の滝・・・温泉・ 山行忘年会練習 → JR中央線  藤野駅 → 東京駅 
            <歩行時間: 3時間50分         標高差: 670m>      
 リーダー: 椎橋 稔 

Bコース
8時05分 JR中央線 八王子駅 → 8時33分 藤野駅 → バス 16分 → 和田・・・80分 陣馬山 <Bコースと合流>・・・50分 陣馬の滝・・・温泉 ・ 山行忘年会練習 → JR中央線  藤野駅 → 東京駅
            <歩行時間: 2時間10分         標高差: 460m>     
 リーダー: 高橋寿子


                 

第98回          久慈男体山 654m、 堅破山(たてわれやま) 658m           
11月19日(土)〜20日(日)

  男体山は茨城県の北郡、久慈郡太子町の東南部にそびえる奥久慈を代表する名山である。有名な日光の男体山と区別するため久慈男体山と呼ばれている。一等三角点のある山頂からの眺望は素晴らしく、奥久慈の山々が一望でき茨城百景に選ばれている。男体山を中心として南北に連なる山並みは数度の火山活動によって形成されたもので、袋田温泉、湯沢温泉、元湯温泉などを湧出させている。
  堅破山は茨城県の北部、高萩市の西にある低山であるが巨岩や奇岩で有名である。太刀割山という別名があるが、これは山中にある太刀割岩に由来する。この石は源義家が山頂にある黒前神社に戦利祈願をした際に霊夢によって授かった太刀で割ったものといわれ、この山のシンボルである。「太刀割岩」の名は水戸光圀の命名と伝えられ、これが訛って「たつわれ」となり山名につながった。常陸国風土記には黒前神社の祭神である黒坂命が当地に住む凶暴な部族を「茨城の刺」で討ち取ったと書かれている。その茨の刺が茨城という県名の起こりとされている。


11月19日(土)
  
6時30分 新宿駅西口出発  → 首都高・常磐道 53k → 7時30分 守屋SA → 日立南太田IC → 25k  竜神峡 観光  → 32k → 大円地P・・・50分 大円地越 東屋・・・男体山 

下り: 
一般コース/ 男体山頂・・・20分  14時50分  大円地越 東屋着 15時発・・・15時40分 大円地着
健脚コース/ 男体山頂・・・15時20分 大円地P着
              <歩行時間: 約2時間20分>

竜  神  峡  錦絵に感激

久慈男体山を背景に
16時 湯沢温泉ホテル着 - 入浴 - 17時30分  ボージョレヌーボー楽しむ宴 −18時 大宴会 - 就寝

11月20日(日)
7時50分 朝食 ― 8時30分 ホテル発 → 9時 袋田の滝 観光 → 34k  登山口P  11時30分発・・・35分  太刀割石 清掃・・・15分 堅破山・・・黒前神社 お茶タイム・・・30分 登山口P → 道の駅 → 鵜の岬 県立国民宿舎休憩 → 魚市場   回転寿司<一平鮨> → 東京
               <実働時間: 1時間20分    標高差: 250m>


        袋田の


     黄門様ご一行と
太刀割石を清掃 きれいになりました お茶タイム

鵜の岬
日 記
   天気に恵まれて絶好の山日和でした。今回の山行は近場の一泊でしたので、皆さんゆとりがありすぎ山も楽しみ、買い物ツアーに専念したようです。旅館(名前は湯沢温泉ホテル)も外観とは異なりそれなりに豪華でした。夕食後、誰かが財布をなくしたと大騒ぎになり、どうなるか心配しましたが、呆気なく解決し、皆で大笑いしました.
昼食?の回転寿司は安くて美味くまた行きたいです。(全員一致)
【百万石】

   久慈方面には初めて出掛けましたが男体山よりの眺めがすばらしかったこと、風があったため視界もきき箱庭のような低山の山波、さすが茨城百景に選ばれるだけあり。また、太刀割石の清掃等その後の記念撮影。帰りがけには"鵜の岬"に寄っていただき、この海岸線もまたすばらしく、海産物センターでの買い物、回転寿司も美味しく、特に鯵がおいしかったこと。いろいろと楽しめてよかったー。        【彩の国カコ】
  リ ー ダー: 前田芳弘            参加者: 11名 

              

第97回          横尾山        1,818m          
10月23日(日)  
  奥秩父山塊の西端が八ヶ岳の裾野と接するあたりには、横尾山、高登山、女山、飯盛山などの独特の明るい雰囲気にあふれた一群の山々がある。横尾山はこの一群の盟主である。地理的には奥秩父の一角と言えるが、明るい山容は奥秩父山塊とは趣だいぶ違う。また横尾山は甲武信岳、金峰山、小川山、信州峠、八ヶ岳と続く日本海と太平洋の分水嶺の一角をなしており、二等三角点もある。横尾山の名は、和田集落辺で見ると尾根が東から横一線に西の飯盛山まで連なっていることと、「尾」というのは「これで終わり¥という意味があることから付いたと言われている。
  山頂は一面カヤトの原で非常に眺めがよい。目の前に清里の町が見え、そのうえに八ヶ岳、左に甲斐駒、鳳凰三山、北岳と続く。近くの曲岳の右に富士山、裏には金峰山から小川山への稜線が見える。北側には御所平一帯の高原野菜畑が広がりそれを取り巻くのは男山、天狗岳といった千曲川上流右岸の山々である。

6時30分 新宿駅西口出発 → 中央道 131k → 8時 双葉SA → 中央道 6k → 韮崎IC → 36k 信州峠P・・・30分 カヤトの原・・・60分 横尾山・・・60分  信州峠 P  <盛大に芋煮会> → 温泉 → 道端で買い物 →  東京 
        <実働時間: 2時間30分         標高差: 348m>     
 リーダー: 野村 司
空色山の会、初正装姿で
遥か向こうをゆくのは空色隊の先頭? 下山して、盛大な「芋煮会

日  記
  快晴の横尾山。登りは一生懸命でしたが下りはこんなに登ったかしらと思うくらい長い急坂でした。なぜって山の上では芋煮会ができなくて駐車場まで戻っての芋煮だったので、チョットからだの燃料が不足気味だったのです。芋煮は上出来で仕上げのカレーうどんもトッテモおいしかったです。新人のプーカさんはまず大量のお薬を飲んでから食事。
リーダーの野村さんは煮あがる前からバイルとお箸を持って一番乗りの味見?皆良く食べよくしゃべり楽しい芋煮会でありました。影の食当・松本さん、荷揚げ荷おろしの男性諸君、おしんこ係の桜井さん、タイミングよく梨を出してくれた秋山さん、鍋の周りでこまねずみの様に働いたみんなの協力で大成功のワンデルングとなりました。感謝!          【辰巳午ヒサ】

               

第96回          燧ケ岳  2,356m (日本百名山)、  釈迦が岳  1,795m      
10月8日(土)〜10日(月)

   燧ケ岳は、福島県南会津郡桧枝岐村の地籍で、地理的に言えば那須火山脈日光山群の一峰である。頂上は二峯に分かれ、三角点のある方を俎ーと呼び、他を柴安ーと呼ぶ。クラは岩の意でマナイタグラは俎のような岩の形に由るものである。燧という名前は、そのマナイタグラ東北面に鍛冶鋏の形をした残雪が現れるからだという。鍛冶すなわち火打ちである。(深田久弥)
尾瀬のシンボル的な山である燧ケ岳は東北の最高峰であるだけに360度の大展望が得られる。
  初日に登る高原山は塩原温泉の南方にそびえる休火山群の総称で、一等三角点のある主峰、釈迦が岳を中心に鶏頂山、明神ケ岳、西平山などいくつかのピークからなる。山頂からは日光、那須、南会津、八溝、男鹿山塊の山々と関東平野の大パノラマが眺められるはずだった。登山口の日塩もみじラインは関東有数の紅葉の名所であるが、今年は紅葉が遅れているので残念だった。
 明大針生山荘に二泊、初日は本格的スウェーデン料理を堪能し、二日目は尾頭付きのサンマの塩焼き・きのこ汁という旬の豪華料理とダンスの夕べに盛り上がった。


10月8日(土)

Aコース
6時30分 新宿駅西口出発 → 東北道 84k → 8時30分 佐野SA → 東北道 46k → 宇都宮IC → 50k → 高原山登山口P・・・60分 弁天池・・・80分 釈迦が岳・・・50分 弁天池・・・40分 高原山登山口 → 入浴 → 18時30分 明大針生山荘到着
             <歩行時間: 4時間>

Bコース
11時 新宿駅西口出発 → 西那須野塩原IC → 塩原温泉 → きのこ屋訪問 → 16時30分 明大針生山荘到着


優しいB班、温泉饅頭を仕入中

                           大家さんの心づくしの生花

19時 スウェーデン料理・美味しいお酒飲み放題 ・ 山荘にてダンスのゆうべ ・ 就寝
楽しみました、スウエーデン料理 歌あり、ダンスあり、夜はふけてぇー

10月9日(日)

Aコース
4時30分 起床  → 5時30分 山荘出発 → 54k → 尾瀬御池P・・・60分 広沢田代・・・50分 俎ー・・・100分 (燧ケ岳 往復) 30分 >・・・40分 熊沢田代・・・45分 尾瀬御池P →入浴 → 17時 明大針生山荘到着 
             <歩行時間: 8時間>

Bコース
5時 起床 A班見送り → 桧枝岐村たっぷり散策 → 6時 明大針生山荘到着 

19時30分  秋の夕餉
サンマ、きのこ汁、焼き肉、きのこ屋 差し入れの大根、かぼちゃ、とうもろこしをいろいろ料理
24時には 全員就寝
によりをかけてます きのこ屋の星お父さん、感激の乱入

10月10日(日)
7時 起床  朝食  → 9時30分 山荘出発 → 駒止湿原散策 → きのこ屋訪問 → 祇園会館 → 道の駅 → 昼食<おばあちゃんのそば屋> → 東京
駒止湿原 おばあちゃんのそば屋さん
  リーダー: 渡辺 満               参加者: 11名+星さん               

日  記
  暫らくぶりに針生山荘に二泊して夜を楽しみました。本格的スゥエーデン料理?(前回とは違います)を堪能し、翌日は秋刀魚の黒焼きと「きのこや」から頂いたかぼちゃ、とうもろこし、さつまいも、大根等と牛、豚肉をお姉さん方にセットしてもらいバーベキュウをしておおいに食べそして飲みました。燧ケ岳も思ったほど雨にも降られず、その割には泥んこ道をのぼりそして降りてきました。
  田島前町会議長(現顧問)星様にも我々の招待に快く応じられ、ご多忙中にもかかわらず一泊していただきました。     
【百万石】 

  百万石さんの話の続きです。まず山荘にはいると正面に華やかな花が生けられた壷がお出迎え。行き届いた掃除の後の気持ちの良いラウンジは本当に嬉しいものでした。
これは鍵と管理をまかされている地主さんのお心遣いで、とてもありがたかったです。
 食事のしたくは男性方も火おこしやらお運びやら片付けやら活躍してくれました。久しぶりの山荘の夜は、お客人を迎えてたいへん盛り上がり楽しく過ごしました。        
 【辰巳午ヒサ】

  前線の影響で、時々霧雨になったりでまあまあのお天気でした。先発隊は初日に鶏頂山へ、山頂からの眺めも日光連山が良く見え、また一組のご夫婦と共に可愛いチャコちゃんが一緒に・・・当方のちゃこさんにも是非会わせてあげたかったー。
  2日目の燧ケ岳も時折霧雨になったり止んだりで、でも熊沢田代(以下熊ちゃん)あたりから登るに従い雨も上がり、でも山頂はガスで視界ゼロ、人はいっぱい。下りの"熊ちゃん"ではガスもきれ視界が開け草紅葉のすばらしい眺望でした。ただちょっと景色を見たりすると木道で滑るので気を抜けない降りでした。おしるこ状で道を選ぶのにいささか足の方も疲れ気味。
  また明大山荘では辰巳午ヒサさんのコメント同様お花まで生けてくださり、室内もきれいで楽しく過ごさせていただきました。管理人さんに感謝感謝・・・さんまを焼いてくださった方は煙と格闘(?)しながらご苦労様。お蔭で大変美味しくいただきました。         
 【彩の国カコ】

     

第95回          槍ヶ岳      3,180m   日本百名山          
9月15日(木)〜19日(月)

  「今さら槍ヶ岳について語るのも愚かなくらい周知の山である。三千メートルを越える高さと言い颯爽とした鋭い形と言い、わが国の山の中で最もユニークな存在である」と深田久弥も言っている、槍ヶ岳、今回は山小屋に3泊する中高年向きな楽な日程であり、槍ヶ岳から南岳まで3,000mの稜線を楽しみ、更に池に投影する槍ヶ岳を求めて数多くのカメラマンが訪れる天狗池にも立ち寄るというぜいたくなコースである。

9月15日(木)
  
20時 新宿駅西口出発  → 中央道 228k → 松本IC  33k → 沢渡中駐車場 泊 

9月16日(金)
沢渡 → タクシー → 上高地・・・60分  明神・・・60分 徳沢・・・70分 横尾・・・60分 一の俣谷・・・40分 槍沢ロッジ泊
             <歩行時間: 4時間50分    標高差: 320m>


9月17日(土)
槍沢ロッジ発・・・100分 天狗原分岐・・・120分 殺生ヒュッテ・・・40分 槍ヶ岳山荘着・・・ (槍ヶ岳往復 60分)・・・槍ヶ岳山荘泊
             <歩行時間: 5時間20分         標高差: 1,280m>

9月18日(日)
槍ヶ岳山荘発・・・150分 南岳分岐<南岳往復 40分>・・・60分 天狗原・・・30分 天狗原分岐・・・60分 槍沢ロッジ・・・80分 横尾山荘泊
             <歩行時間: 7時間            標高差: 1,280m>


9月19日(月)
横尾山荘発・・・70分 徳沢・・・60分 明神・・・60分 上高地 → タクシー → 沢渡 → 温泉・食事 → 東京
             <歩行時間: 3時間10分          標高差: 320m


日  記

  幸い好天に恵まれ念願の大喰・中・南岳経由にて天狗池に行くことが出来ました。池に写る槍は勿論のこと雄大な槍沢のカールの上に天を突く様な槍の勇姿には感激途中子連れの猿の群れに対面したこと、また下山してから横尾山荘で中秋の名月も見られたこと etc.・・・
  皆のお蔭で身軽に行かせていただくことが出来ました。          【彩の国カコ】

沢度に真夜中の一時頃到着。テントを張りミーティング?一杯?飲んで就寝。翌朝起きるとなぜか営業熱心なタクシーが待っている。私たちって金持ちにみえるのかな?
  明神の先のキャンプサイト(昨年と同じ場所)で朝食。ここでB班と別れのんびり槍沢ロッジへ。早く着いてお風呂に入りビール。夕食後もまた乾杯!
  翌朝早く出立。沢ぞいの道を楽しみながら登る。でも槍岳山荘近くにくると低血圧の私には辛くなる。高度を1800から3000まで短時間であげたので体が動かなくなる。山荘でお茶と軽食を食べてなんとか頂上へ。しばらくすると体が慣れて来るようだ。
  翌日は大食岳、中岳、南岳と3000の稜線歩き.素晴らしい!天狗池で昼食。ここは槍を眺めるベストポイントの一つ.ニホンザルもお出迎え。私たちにロッククライミングの技を見せびらかす.帰る時には14ー5匹の群れに会う。メンバーの一人は立ち去るのが辛そう。
  槍沢ロッジに戻るとアクシデントのB班と合流。全員無事横尾山荘へ.夜、中秋の名月を観賞.澄んだ空気のなか山の上にあがった月を吊り橋から見上げました。
念願の槍に登れて大満足でした。          【Mt.Tateshina】
 B班としては何とも優雅でゆったりした山旅でございました。ただ槍沢ロッジの超満員には恐れ入り谷の鬼子母神、おかげで脇の下の筋が伸び肩が懲りました。
 三日目の槍沢ではちょっとしたアクシデントがありましたが、皆怪我も無く上高地まで帰り着きました。(足の親指に小石と間違えるはどのマメをおみやげにした人も居ましたが)
 天候に恵まれ、槍ヶ岳と槍ヶ岳山荘をこの目で見られたことは参加してよかった〜。
【辰巳午ヒサ】

     

第94回          篭ノ登山        2,227m          

8月21日(日)
  浅間山の西に位置する篭ノ登山は浅間山火山列の一角をなす死火山である。一等三角点のある山頂からの展望はさすがにすばらしく、視界がよければ浅間山をはじめ奥秩父、八ヶ岳、北アルプスなどが望める。西篭ノ登山からの展望も雄大であり、訪れる人が少ないの何より静かなのがよい。私が登った7月上旬には赤・ピンク・白のコマクサが咲いていて感動した。今回はコマクサは期待できないが、篭ノ登山、池の平湿原ではウメバチソウ、マツムシソウ、イワインチン、オヤマリンドウ、トリカブトなどが見られるはずである。(椎橋会長)

6時30分 新宿駅西口出発 → 関越道 90k → 8時15分 上里SA → 上信越道 → 86k 小諸IC → 20k  アサマ2000パークスキー場 → シャトルバス → 池の平P・・・50分 篭ノ登山・・・20分 西篭ノ登山・・・20分 篭ノ登山・・・30分 池の平P → シャトルバス → アサマ2000パークスキー場 →・・・温泉・食事 → 東京
             <歩行時間: 3時間20分>     
  リーダー:深田裕弘

日  記
  久しぶりに深田さんがリーダーでした。リーダーを追い越してはいけないと言われながらコースタイムより速いスピードで篭ノ登山の頂上に着きました。途中、マツムシソウ、イワインチン、オヤマリンドウ、アキノキリンソウなどを見ました。そして西篭ノ登山に着くとその先に濃いピンク色のコマクサの群生がありました。残念ながらもう終わりに近付いていましたが、その美しさは想像できました。
もう一人ニューファイスがいらしゃいました。椎橋さんや深田さんたちと同学年の明治ワンダーフォーゲルOBの山本さんです。心臓が悪いのにマイペースで篭ノ登山まで登られました。拍手!
椎橋さんが連れていってくれたお蕎麦屋さんも美味しかったです。


            

第93回          月山      1984m          
7月16日(土)〜18日(月)

  出羽三山は羽黒山、月山、湯殿山のことだが、羽黒と湯殿は山としては論じるに足らない。ひとり月山だけが険しく高く立っている。月山の名の起こりは半輪の月の形からではなく、その山を仰ぐ平野の人々が彼らの最も崇拝している農業の神、月読尊(つきよみのみこと)を祀ったからである。しかしその心の底には、やはり月のように優しい山という感じがあったに相違ない。松尾芭蕉は奥の細道行脚の途次、この三山を巡礼した。羽黒の南谷の別院に泊まって6月6日(陽暦7月22日)月山に登った。昔の文人で二千米に近い山に登った紀行は珍しい。(深田久弥) 
  八合目からゆっくり登って2時間30分で山頂に着く。弥陀ヶ原のお花畑を眺めながら登り始める。山頂まで緩やかな傾斜の尾根道が続く。草地にはミヤマシオガマやトウヤクリンドウなどさまざまな花が咲いている。雨には降られなかったが,霧に包まれ続けた山行で、天気がよければ、山頂からは鳥海山や奥羽山脈、朝日連邦の大展望が得られたはず。ヒナウスユイソウやハクサンフウロなどが咲く月山神社周辺のお花畑も素晴らしい。

7月16日(土)
  晴れ
6時30分 新宿駅西口出発  → 東北道 84k → 8時 佐野SA → 東北道 224k (途中那須高原SAでソフトクリーム休憩)  →  国見SA → 村田JCT → 寒河江SA 昼食 → 山形道 → 庄内あさひIC → 羽黒山 五重搭 観光・・・出羽三山神社参拝 → 
休暇村羽黒キャンプ場 / テント設営 バーベキュー他豪華料理と飲み物で大宴会 ・ 22時 就寝

出羽三山神社 五重塔
 テント設営中・働いているのは・・・ 宴会料理調理中 500wが眩しい大宴会

7月17日(日) 晴れ、山は曇
4時起床 ・ 撤収 → 4時50分 出発 → 6時 八合目月山レストハウスP 朝食・・・6時30分出発・・・80分 仏生池小屋・・・9時55分 月山・・・50分 仏生池小屋・・・60分 八合目月山レストハウスP → 昼食 <鰍茶屋> → 玉川寺(曹洞宗日本屈指の古刹)見学 → 湯田川温泉 たみや旅館着 / 温泉 そして 宴会 〜 一部蛍狩
             <歩行時間: 約5時間    標高差:600m>

まずは腹ごしらへ 月山神社 霧の中で1本・月山
ガスと雪渓にも負けず
玉 川 寺 楽しみにしていた岩牡蠣とご対面 

7月18日(月)
8時 朝食 → 9時 出発 → 湯殿山参拝  → 道の駅 → 月山IC → <老舗出羽屋> 山菜料理を堪能・月山ビールも大いに楽しむ  → 解散式
湯殿山入口、ここから先「語るなかれ・・・」 山菜料理と月山ビールに舌鼓

山寺寄り道コースと一路東京へコースに分かれて東京へ

A班リーダー: 椎橋 稔                          B班リーダー: 吉田善太郎                
観光リーダー: 田村兼吉、田村規子            参加者: 15名
 
   

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