奥穂高へ  (9月)

 中高年の山行きは“冬は無理をしない、夏は少し頑張りましょう。”モットーに鎌倉からスタートしました。
建長寺から鎌倉アルプスハイキングコースを歩きました。帰りに横浜の中華街で新年会。

 2月は沼津アルプスとおすし屋さん。

 3月は霧が峰とお蕎麦。

 4月は一泊で弥三郎岳と百名山で有名な深田久弥終焉の地茅が岳。深田祭で豚汁。
ハシリドコロの群生や翁草をみる。

 5月は天狗岩と武尊山。武尊山では山男の元商社マン経営のペンションに泊まりフランス料理。
ブナ林が美しい。

 6月は明大奥鬼怒山荘で自炊。発電機の調子が悪く電気がついたり消えたり。蝋燭の光で愉快な宴会。

 7月は南アルプス鳳凰三山。1日目は夜叉神峠から南御室小屋まで。満員で屋根裏の一畳に2人ずつ寝る。天井の高さは1メートル。

 翌朝雨で少し出発を遅らせる。薬師岳、観音岳を経て地蔵岳へ。雨は上がったけれどガスにすっぽり包まれてオベリスクが見えない。待つこと15分、突然霧がはれてオベリスクがはっきり現れる。思わず万歳。

 高嶺を経て白鳳峠より広河原に降りる。ガレ場を一気におりて足はガタガタ。

 芦安温泉でペンション泊。ゆったり良い湯で足がありがとう。

 8月は入笠山。山は低いけれどリンドウ、あざみ、われもこうなど花がいっぱい。

 9月は日本で3番目に高い奥穂高。金曜の夜に出発。中の湯に真夜中到着テントを張る。
翌朝タクシーで上高地へ。白沢出合の途中で朝食。徳沢、横尾を経て涸沢へ。小屋の手前から雨が降り出す。涸沢小屋泊。四畳に10名。窮屈。翌朝雨は上がってきたけれど雨具をつけて出発。紅葉の中を奥穂高山荘へ。最後の険しい岩場を登り頂上に立つ。さすがに吹き飛ばされそうな風。寒い。

 奥穂高山荘で昼食。涸沢小屋のカールを挟んだ向いの涸沢ヒュッテに降りて来る.。外のベランダでビールで乾杯。人が大分減り今夜はゆっくり布団一枚ずつで寝られそう。

 10月は八海山に登る予定だった。23日に高倉山に登る。六日町の近くの民宿雲天泊。
5時半頃から夕食。八海山を飲んで良い気分。ゴーという地鳴りとともに激しい縦揺れ。続いて横揺れ。
その後の強烈な余震とともに中越地震を体験。この辺りは震度六でした。40名余りの宿泊者の殆どが
登山者。誰も慌てず騒がず。翌日の八海山登山は中止。

 11月は乾徳山。最後のそびえ立つ岩場をよじ上れば展望は最高。360度。

 富士山もすばらしい。
2つ目は塔が岳と丹沢山。塔が岳の頂上尊仏山荘泊。夜8時頃ヒョウ混じりの雨。気温は2度。
でも真夜中は星空。夜景も美しい。

 12月は5日に養老渓谷。朝7時に新宿で集合。強風で交通の乱れ。揃ったのは1時間半後。
8時頃南風が北風に変わると温度計が22度から13度へ。ほんの10分間の出来事。

 山に行くことで色々な経験をしました。最近山では美し自然を次世代へとの思いからか、環境問題に力が入っていると思います。バイオのトイレが増え、ゴミの持ち帰りが浸透。山小屋の小さい風力発電。皆で山を愛しましょう。